マイホームと言えば、広々とした専用の庭!
そして庭と言えば、夜のライトアップにもこだわりたいですよね!
仕事から帰ってきたとき、駐車場や玄関アプローチが明るいとホッとするっス!
ほんのりとライトアップされた庭は、
・安心感UP
・防犯性UP
・安全性UP
といった感じで、見た目だけじゃなく機能面でもしっかりとメリットがあります。
なので夜にライトアップされたライティングガーデンを作りたい!
こう考える人も多いんじゃないでしょうか。
ただ、業者に頼むと、まぁまぁいい値段しますよね。
ライトアップ1か所で3~4万円する場合も・・・
ライトアップしたいけど、そんなにお金、掛けられないZE・・・
よっしゃ、ほなDIYしよう、ZE!
という訳で今回は、外構の照明をDIYした話。
我が家で採用しているバークレーのガーデンライトで実現した、「フェンス部分を照らすためのライティング」について紹介していきたいと思います。
・外構をライトアップしたいけど、具体的なイメージが湧かない。
・庭のライティングをDIYする際のポイント、施工のしやすさは?
・バークレーのライトって実際どう?DC12VじゃなくAC12Vなの知ってた?
こういった方は参考になる内容が満載なので、ぜひ最後まで読んでいって下さい!
それではいきましょう!
バークレーで実現した我が家のライティングはコレだ!
まず初めに、我が家のフェンス部分のライティングの概要を紹介しましょう。
我が家は駐車場と庭のあいだに目隠しフェンスを設置しているんですが、そのフェンスをバークレーのスポットライトでライトアップしています。
最初はカーポートにダウンライト付けたいなーと思ってたんですが、以下の通り思ったよりハードルが高いことが判明。
・メーカー純正品は高い(YKK)
・AC100VなのでDIYできない
かといってカーポートにDIYで取り付けできそうなダウンライトもまだ見つかっていないので、まずは手っ取り早くフェンス部分をライトアップすることにしました。
この照明があるだけで駐車場部分が明るくなるので、夜帰ってきた時とかめっちゃ助かってます!
使用しているのは部品は以下の通りです。
電源トランス:バークレー60W(DJ-60-12W-1)
電源スタンド:タカショーLEDIUS用(HEC-086S)
スポットライト:SP-02-4
ケーブル:バークレー純正30mケーブル
かかった費用は約3.5万円。
取り付けに要した作業時間は3時間ほどでした。
地中に埋めたPF管に配線を通したり、砂利をほって配線を埋める作業に時間がかかりました。
配線を埋めなければ30分もかからないと思います。
それでは、DIY作業の詳細を紹介しながら、作業時のポイントやバークレーライトの特徴について見ていきたいと思います!
庭の照明DIYに必要な部材は?
庭の照明をDIYする場合、多くの方は電気工事士などの資格を持っていないでしょう。
なので選択肢は、ローボルトライト一択になると思います。
(ローボルトライトとは低い電圧(12Vや24V)で動作する照明のことです。)
そしてローボルトライトで庭の照明をDIYする場合、最低限以下の3つが必要になります。
・電源
・配線
・ライト本体
ここにお好みで、以下のアイテムをトッピングしていくと良いでしょう。
・PF管(配線を地中に埋めて保護したい場合)
・電源スタンド(電源トランスを家の壁に付けたくない場合)
ローボルトライトは色々なメーカーから販売されていますが、有名どころは以下の2社。
・アメリカのバークレー
・日本のタカショー
「ローボルトライト」でネット検索すると、だいたいこの2社に行き着くと思います。
この2社の製品は完成度も高く、DIYしやすいように特化した作りをしていますので、はんだ付けや防水処理などの電気工作ができない素人でも、簡単に施工することが可能です。
他にも、無名ブランドの格安ローボルトライトもかなりの数が出回っていますが、腕に自信のある方以外はメーカー品をセットで購入するのが間違いないと思います。
【ワンポイント】
ここで僕の失敗も交えたまめ知識を。
照明を導入するときは、できるだけメーカーを統一して購入した方がいいです。
・タカショー使うのであれば「電源、配線、ライト」をタカショーで統一。
・バークレー使うのであれば「電源、配線、ライト」をバークレーで統一。
統一した方がいい理由は、メーカーによって使用する電圧が違ったり、配線とライトの接続部分が専用のコネクタになっていたりするためです。
例えば、
ローボルトライトは一般的に「DC12V」が主流ですが、バークレーは珍しく「AC12V」を採用しています。
なのでバークレーの電源トランスを買ったら、つなぐことができるのはバークレーのライトだけ!
よくネットで売っている汎用品のローボルトライトは、ほとんどDC12Vです。
値段を抑えるために、トランスだけバークレー買って、ライトは適当に安いのでいいや!は危険。
僕はコレで一度失敗しました・・・
ちなみに、最近の電源は照度センサーとタイマーが付いているので、夜暗くなったら勝手に点灯して、一定時間が経てば勝手に消えてくれます。
なので毎晩照明のスイッチをパチパチON/OFFする必要性はゼロ!
もちろん消し忘れの心配もありません!
DIYするときの施工のポイントは?バークレーの施工性は?
それでは、実際にDIYする際の施工のポイントについて見ていきましょう!
バークレーのガーデンライトは素人でも簡単に施工できるよう工夫されていますが、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。
ポイントを押さえてスタイリッシュなライティングガーデンを目指しましょう!
外壁に穴をあけたくないなら、電源スタンドはあった方がいい
まずはコチラです。
家の外壁についている壁コンセントはAC100Vなので、バークレーに限らず、ローボルトライトを施工する場合はAC100V→AC(DC)12Vに変換するための電源トランスを取り付ける必要があります。
この電源、壁などにビスを打ち付けてそれに引っ掛けるように取り付けるんですが。
やだよ、外壁に穴、開けたくねーよ!
こういう人も多いんじゃないでしょうか?
その場合は、電源スタンドを購入しましょう。
見た目もスッキリしますし、配線保護用のPF管もうまく隠せるのでGoodですよ!
僕も外壁に穴開けたくなかったので、スタンドをつけることにしました。
ウチはバークレーの電源トランスを、タカショーのスタンドに付けています。
タカショーのほうが値段も安く、配線も隠しやすそうだったんです。
ちなみにPF管(内径16mm)2本を、スタンド下部の穴から背面に引き込んでいますが、スタンドの導入口が小さくてギリギリ通らなかったので少し穴を広げる加工をしました。
配線は地面の下に隠したほうがいい
ローボルトライトを施工する場合、電源-ライト間には配線があります。
この配線を地面に埋めるべきか否か・・・
悩ましいポイントですよね。
「人が立ち入らない」&「見えにくい」場所なら地面にそのまま這わせてもいいと思います。
でも
「通路を横断する場合」や、「見た目上気になる場所を配線が通る場合」は、地面の下に埋めるなどして隠した方がいいです。
最悪足で引っ掛けて断線!なんて事にもなりかねませんからね・・・
耐候性のあるケーブルの場合や、あまり人が歩かない場所ならそのまま穴掘って埋めても良いですが、理想はPF管などで保護したいところ!
外構工事でコンクリートを打ってしまうと後から地中にPF管を通すのは不可能なので、外構やるときに照明の配線計画も一緒に考えて、必要な部分にはPF管を埋めといてもらいましょう!
ちなみにPF管に配線を通すときは、以下のような感じでビニールひもなどを掃除機で吸い出して、そこに配線ケーブルをくくりつけて引き戻すとスムーズに作業できます。
【ワンポイント】
僕がタカショーではなくバークレーを採用した理由の一つはこの配線隠しでした。
というのも、タカショーのライトは配線の接続部が防水コネクタになっています。
工具不要でワンタッチ接続できるのでとっても便利なんですが1つだけ致命的な欠点があって。
コネクタが太すぎてPF管を通せないんですよね・・・
ウチは外構工事の時に内径16mmのPF管を仕込んでもらいました。
でも、タカショーの配線のコネクタ部分の最大径は20mm。
(メーカーに電話して、実物を測ってもらいました。)
配線は細いけどコネクタ部分が太い。
コレがタカショーの一番のデメリットだと思います。
一応自分で加工できるような商品がないか聞いてはみましたが。
方端切り飛ばしの配線や、コネクタ部品の単品販売はしていないとの事でした。
タカショーのライトを採用してPF管を通したい場合は、内径の太いPF管を指定して外構工事の時に埋めといてもらうようにしましょう!
バークレーのガーデンライトの施工性は?
ライティングガーデンを作る際の一番のハードルはやはり「配線隠し」です。
・PF管を通したり
・地面を掘って埋めたり
作業時間のほとんどをここに費やしましたよ・・・
①電源トランスもセットした。
②配線もPF管を通して配置した。
ここまでくればあとは超簡単です!
↓こんな感じでライト本体を地面にブッ刺して!
ライト本体についているコネクタで配線を左右から挟んでやるだけ。
驚くほど簡単に施工できましたよ。
これなら誰でもできそうですね!
ライトの照射範囲、明るさはどうか?
最後に、気になるライトの照射範囲と明るさについて紹介して終わりたいと思います。
実は我が家、バークレーのライトをつける前はネットでゲットした格安のローボルトライトをつけてました。
↓こんなやつ
今回、格安ライトが故障したのでバークレーに切り替えたんですが、以前の点灯範囲や明るさが気に入っていたので、バークレーのライトでも同じようなライティングが実現できるか不安でした。
こればっかりはカタログを読んでもイメージしづらい部分ですよね。。。
最終的には勢いで決定しました(笑)
以前のライトとバークレーのライトを比べた写真がコチラ。
バークレーのほうが少し照射範囲が狭い感じですかね。
色味はバークレーのほうが好み。照射範囲はもう少し広くても良いかもしれませんが、不満は無いレベルです。
ちなみにウチが採用しているSP-04-2のスペックは以下の通りです。
明るさ:205ルーメン
照射範囲:70°
消費電力:4.5W
ちなみにライトの設置位置はフェンスから20cm程度です。
ご参考までに。
まとめ
今回は「庭の照明をDIYする。」と題しまして、バークレーのガーデンライトで実現するライティングガーデン。【フェンス編】についてお伝えしてきました。
屋外の照明を自分でDIYする場合、電気工事士の資格が無くてもできるローボルトライトを使うのが最近の王道です!
ローボルトライトを使えば、以下のメリットを享受しながら簡単にライティングガーデンを実現することができます。
・無資格の素人でも施工可能。簡単!
・ランニングコスト(電気代)めちゃ安い!
・低電圧なので感電の心配なし!安心!
そして、ローボルトライト界で有名なメーカーと言えば「タカショー」と「バークレー」です。
上記2社の中でも、電源からライトまでキョリがあって、さらにPF管を通したり「配線隠し」まで考えると、バークレーのほうが施工性がいいのではないかなーと思います。
タカショーのライトも個人的には気になっているので、人が立ち入らない狭い部分(坪庭など)に採用してみようかなーと考え中です。
ほんのりとライトアップされた庭は、
・安心感UP
・防犯性UP
・安全性UP
といった感じで、見た目だけじゃなく機能面でもしっかりとメリットがあります。
ウチで使っているアイテムは以下の通り。
電源トランス:バークレー60W(DJ-60-12W-1)
電源スタンド:タカショーLEDIUS用(HEC-086S)
スポットライト:SP-02-4
ケーブル:バークレー純正30mケーブル
プロに頼むと高いですが、自分でDIYすればわりと安く実現できるライティングガーデン。
あなたの家でも実現してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございます!!
色んな方のリアルな体験談が読めておもしろいので、ぜひ覗いてみてください。