マイホームと言えば芝生のガーデン!
芝生と言えば天然芝!!
そして天然芝と言えば・・・
DIYですよねっ!
芝生のDIYは外構の中でも難易度が低い部類です。
自分でやってみようと思っている人、多いんじゃないでしょうか?
僕もその一人!今回は芝生のDIYについて詳しく話していきますよー!
我が家で採用したのはトヨタ自動車が開発した『手間のかからない芝』、TM9(ティーエムナイン)。
TM9は通常の天然芝に比べて芝刈りなどの管理が圧倒的にラクなので、手間をかけずに天然芝を楽しみたい人にはドンピシャのアイテムです!
芝生のDIYなんてやったこと無い。
でも、自分でやってみたい。
こういう人は参考になると思いますので、ぜひ最後まで読んでいって下さい。
それではいきましょう!
芝生のDIYは思ったより簡単だったぞ!
まず初めにこの画像を見て下さい。
どうです?この美しいグリーンのじゅうたん!
外構や芝張りのDIYを全くやったことが無かった僕でも、このぐらいキレイに仕上げることが出来ましたよ!
『まるでディズニーランドのような芝生広場』
これ、僕が芝生をDIYする際に目指していた仕上がりイメージです。
本家ディズニーには遠く及ばないかもしれませんが、まぁまぁいい出来に仕上がったんじゃないかと思います!
芝生のDIYは大まかな作業としては、
①下地作り
②芝張り
の2ステップに分かれます。
かかった時間は大体ですが、
①下地作り:半日~1日
②芝張り:2~3時間
てとこでした。
ちなみに芝生の施工面積は24㎡ほどです。
実際やってみた感覚だと、30㎡ぐらいまでが個人で気持ちよくDIYできるレベルかなーと思います。
それでは、各ステップの手順を詳しく解説しながら、作業のポイントなどについて見ていきましょう!
まずはコレ考えろ!芝生のDIY、どこまで自分でやるか?
芝生をDIYするにあたって、まずは自分でやる範囲を明確にしておかなければいけません。
ここを見誤ると、作業が大変だったり仕上がりの精度がブレブレになりますよ。
・思ったより大変で途中で断念した。
・何とか最後までやったけど、凸凹した芝生広場ができあがった。
そんなんイヤですよね!
美しい芝生を実現するためには、何はともあれ下地が大事!
で、芝生のDIYにおいて大変な作業のほとんどが「下地作り」にあります。
・土質
・水はけ
・水勾配
・土壌改良
・整地(転圧)
・仕上がり高さ
などなど気にしておかなければならない項目がめっちゃあります。
個人的なオススメは以下の分担。
①下地作り・・・プロに依頼
②芝張り・・・自分でやる
僕もちょっとだけやりましたが、下地作りの作業って思ったより大変。
特に転圧(地面を押し固める)作業があると、なかなか素人では手が出にくくなります。
理由は4つあって。
・人力でやるには手間がかかりすぎる
・人力でやると仕上がりが微妙(凸凹なりやすい)
・プレートランマー(転圧機)を買ったりレンタルすると安くないお金がかかる
・かかる手間と労力を考えるとプロに頼んだ方がコスパがいい!
いやいやいや。DIYだぜ?全部自分でやってこそでしょ!
失敗上等!
そこも一緒に楽しもうよ!
という人以外は、下地作りはプロに任せた方が無難だと思います。
ちょっと表面を仕上げるだけならまだ何とかなりますが、
『転圧作業が必要な場合はおとなしくプロに任せましょう!』
この判断基準で進めるとスムーズに芝生のDIYをやりきることが出来ると思います。
大事なポイントなのでもう一回言っときますね。
『転圧作業が必要な場合はおとなしくプロに任せましょう!』
それでは、実際に僕がやった作業の内容について見ていきましょう!
芝生DIY(下地作り編)
ここでは、「下地作り」の作業について見ていきます。
と言っても上記で言った通り、基本的な作業は外構業者にお任せしました。
僕がやったのは表面の仕上げをちょっとだけ。
理由は単純!めんどくさかったから(笑)
【ワンポイント】
外構やるときって、多かれ少なかれ地面をいったん薄くすき取ったり、砕石や土を入れて転圧する作業が発生します。
それなら芝生をDIYする部分も含めて、外構業者にまとめてやってもらっちゃおう!という訳ですね。
もちろん多少のお金はかかりますが、自分でやる手間や労力、専用の機械を買ったりレンタルすることを考えると激安レベル!
芝生の下地作りは外構工事と一緒にやってもらいましょう!
それでは、実際に下地作りの作業を見ていきましょう!
ここでは「最初からぜんぶ自分でやりたい!」という人もイメージが湧くよう、業者にやってもらった作業も含めて順を追って紹介していきますね。
まずは最初の状態。
我が家の外構工事が始まる前の状態はコチラです。
草・・・ぼうぼうですね。。。
家が建った直後は花崗土が転圧されてきれいな状態だったんですが・・・
一年間放置するだけで、こんだけ草生えました(笑)
ここから表面の土を雑草ごと薄く取っ払って。
(プロはパワーショベルで一瞬、DIYならスコップなどで激務・・・)
外構全体の仕上げ高さに合うように「砕石→花崗土」の順に入れて転圧していきます。
ちなみに仕上げの高さは、芝生マットの厚みを考慮して地面のレベル-3~4cmぐらいで仕上げてもらいました。
ここ、芝生植えるのでイイ感じの高さにしといてくださーい!と業者の方に伝えればOKだと思います!
盛り土が残っているのは、芝生を植える際に高さ調整が出来るように・・・との配慮を頂けました。
ここまでがプロの業者にやってもらった作業です。
ぶっちゃけ、トンボ(地面を平らに整地する道具)やプレートランマー(転圧機)があれば、自分でもできそうな作業ではあります。
でも道具を調達する手間やコストを考えるとプロにお願いした方が早いのは間違いないです!
ここから先が僕がやった作業。
プレートランマーで転圧したとはいえ、何度か雨が降ると地面はさらに締め固められていきます。
するとこんな感じに、ちょっと表面が凸凹してきます。
今思えばこの状態でいきなり芝を張っても良かったんですが、当時の僕は血迷っていて。
うわー、凸凹してるー。
こんなんじゃディズニーみたいな芝になるわけねぇ。
さらに表面、平らにしたろ!
って感じで限界まで表面を平らにすることに躍起になってました。
庭に転がっていた道具を駆使して土をふるいにかけて、隅々まで地面をならして凸凹を無くしてやりましたよっ!!
もちろんトンボやプレートランマーは持っていないので、これまた庭に転がっていた木片で表面をならし、足で踏み固めて整地しました!
芝張り直前の状態はこんな感じです。
とはいえ、この作業は必要なかったなーと後で気づきました。
芝生のマットは1枚1枚結構厚みが違うので、どれだけ地面を平らにしていても芝生のマットの厚み差で多少凸凹になります。
マット1枚ごとに土入れして、高さをきちっと合わせられれば良かったですが、素人ではなかなか難しかったです。。。
ある程度はしょうがないですね。
コレがDIYの限界ってやつでしょう。
芝生DIY(芝張り編)
さぁーお待ちかね!
ここでは芝張りの手順について見ていきましょう!
芝張り作業、めっちゃ楽しかったですよ!
個人的にはもう一回やりたいぐらい(笑)
手順を見ていく前に、まずは要点をまとめて紹介します。
・作業は涼しい早朝に!
・まずは地面に水まき・芝張りはスピーディに!
・目土入れも迅速に!
・水やりはたっぷりと!
僕が芝生のDIYをやったのは8月末。
真夏です。
めちゃ暑いです。
芝生は乾燥を嫌います。
根が乾いてしまうと、植えた直後に枯れてしまうこともあるんだそう。
とにかく作業をスピーディにやることを心掛けました。
まずは植え付けする部分に、たっぷりと水を撒いていきます。
張り方は、隙間なく芝生マットを並べていく「ベタ張り」としました。
隙間を開けて張る「目地張り」や「市松張り」などもありますが、以下の理由から「ベタ張り」にしました。
・ベタ張りが作業しやすい
・24㎡ぐらいなんで、どの張り方でも値段そんなに変わらない
・他の張り方では、芝生が減った分、目土がたくさんいる
(結局お金はかかる、あまり節約にならない)
・ベタ張り以外は芝生マットの断面が露出しやすく、乾燥して枯れるリスクが高くなる。
・すぐキレイな芝生を愛でたい!
並べ方や目土入れでイチイチ気を遣うのはめんどくさいので、
個人宅の施工面積レベルでは「ベタ張り」一択でいいんじゃないかと思います。
水撒きが終わったら、このように外周をぐるっと置いていきます。
ポンポン並べて置いていくだけなので、このぐらいの面積なら一瞬です!
【ワンポイント】
外周を並べていく際、芝生マットの長手方向が外周と平行になるように置いていくとGoodです。
というのも、目土を入れて水やりすると、どうしても多少は目土が流れます。
我が家のようにタイルデッキやコンクリート擁壁で土留めがしっかりある場合はいいですが、そうでない場合は目土が流れ出て芝生の断面が乾燥→枯れる、なんていう切ない事態にもなりかねません。
そうなりにくいように、外周と接する場所を極力減らすように芝生マットの長いほうを利用しましょう!
外周を並べ終わったら、次は何枚かの芝生マットを半分に切断していきます。
切断は市販のカッターでOK!
ハサミを使うよりカッターのほうが簡単に切れますよー!
で、半分にカットした芝生と、カットしてない芝生をこんな感じで互い違いに並べていきます。
互い違いに並べることで、目地がそろうのを避け、目土が流れ出にくくなります。
あとはひたすら並べていくだけ!
とにかくスピード勝負!ガンガン行きましょう!
芝生マットをたくさん並べていると気付くんですが、1枚1枚微妙に厚さ、違います。
地面をいくら平らにしても、結局はマット自体の厚みが違うので、あまり神経質になる必要ないなぁ、と思いました(笑)
ちなみに排水桝や狭い部分は、そのままでは並べられないのでカッターでいいサイズに切っていきます。
この作業もパズルみたいで楽しかったですよ!
芝生を並べ終わったら目土を入れていきます。
目地の部分をとくにしっかり撒いてやりましょう。
土を入れ過ぎて芝生の葉が見えないぐらい埋まると、光合成できなくなって枯れるのでその点もご注意を!
目土を入れたらソッコーで水を撒いていきます。
出来るだけ乾燥しないよう、ある程度目土を撒いたらサッと水をかけていくといいです。
目土入れが終わったら、スプリンクラーで全体に水やり。
水は地面がひたひたになるぐらい、大量にいきましょう!
ここまでくればあと一息!もうチョイですよー!
最後に、芝生エリアに入れないように養生して完了です!
なぜか持っていたカラーコーンと、墨だし用の水糸を使って入れないように仕上げました!
ちなみに、植え付け直後は毎朝大量の水やりが必要です。
毎日早起きして20分ぐらいぼーっと水やりしても良いんですが。。。
時間、もったいないっスよね。
そんな方はスプリンクラーとタイマーをセットして、自動で水やりすると楽ちんです!
ここまでで芝生のDIYは作業完了です!
下地作りがほとんどなかったので、ホントにめちゃ簡単でしたよ!
芝生のDIYは、朝一から作業すれば昼前には完了します。
達成感もありますし、何より早起きしての早朝作業は超気持ち良かったです!
そして植え付けから1か月後の状態がコチラです!
はじめての芝生DIYでしたが、楽しみながら満足いくレベルに仕上げることが出来たんじゃないかと思います。
下地作りが無ければホントに簡単!
ぜひチャレンジしてみて!
TM9はどこで買う?
よっしゃ!俺も芝生、DIYしよう!
TM9いいね!ウチもそれにしよう!
あれ?でもTM9ってどこで買えばいいの?
こうなっちゃう人のために、最後に、気になるTM9の入手方法について書いておきましょう。
公式サイトによると、TM9の購入先は下記の通りです。
・楽天ショップ「プロジェクト鹿児島」
・「鳥取県芝生産組合」
・園芸店、ホームセンター、造園会社、エクステリア会社
ちなみに僕は、外構業者に紹介してもらった園芸店に直接連絡して取り寄せてもらいました。
取りに行かないといけないので、トラックなどを持っている人限定にはなりますが、送料がかからなかった分ネットで買うよりちょっとだけ安かったですよ!
早朝に片道30分かけて取りに行くのは地味にしんどかったですけどね(笑)
24㎡分でこのぐらいの積載量でした。
軽トラックだと一度に運べるのは30㎡ぐらいが限界ですかね。
少量なら送料を負担してでも、間違いなく通販がオススメです!
まとめ
今回は「芝生(TM9)をDIYする。」と題しまして、芝張り素人の僕が天然芝のDIYを行った話を紹介してきました。
いかがだったでしょうか?
「自分でもDIY、やってみようかな!」という気分になって頂けたんじゃないかと思います。
天然芝でも人工芝でも、仕上がりに大きく影響して、かつ大変な作業は下地作りです。
・多かれ少なかれ外構工事はやると思うので、めんどくさい下地作りはプロに任せる。
・そして表面の芝張り部分だけDIYする。
これが失敗なくキレイな芝生広場をDIYで作り上げるコツです!
芝生広場があれば、真夏に自宅でこんな遊びもできるようになりますよ!
器用な方や特殊な道具を持っている方は自分で全部やってもいいと思いますが、
僕のように外構工事全くやったことない人は、上記方法で臨んだ方が無難だと思います。
『転圧作業が必要な場合は、(下地作りは)おとなしくプロに任せましょう!』
今回はこの言葉をあなたに贈って終わりたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます!!
色んな方のリアルな体験談が読めておもしろいので、ぜひ覗いてみてください。
p.s.
外構工事も家本体と同じく、相見積もりは必須です!
複数社から見積もりをとることで相場観も分かりますし、業者ごとの得意不得意も見えてきます。
相場観が分からないと高い買い物をして失敗するリスクも高まります。
複数の外構業者を当たってみれば、今回の僕のケースのように芝生の直売店を紹介してくれたり、といった優良業者も見つけやすいですよー!
これから外構を検討されているなら以下のような一括見積サイト を積極的に利用しましょう!