せっかくオシャレなタイルデッキを作ったのに。
目地の部分が白く汚れてなんだか汚い。
こんな現象に悩んでいないでしょうか?
タイルデッキなどのコンクリート製品には、白く汚れる白華現象が付きまといます。
しかも、水かけてブラシで洗ったぐらいではビクともしません。
見た目がイケて無いので、キレイに除去したいですよね。
手軽に済ませるにはホームセンターでサンポール買ってきて薄めてゴシゴシですが。
・タイルデッキの下に芝生あるので影響が心配
・サンポールは手が荒れそう。コンクリートも痛めそう。
こんな感じで、白華除去の専門アイテムを買って試してみました。
という訳で今回は、白華除去剤「アクトル」を使ってみた話。
この記事を読んで頂ければ、タイルデッキに発生した白華現象の取り除き方が分かるとともに、
・白華除去剤アクトルの実力
・アクトルのメリット/デメリット
についても分かるようになっています。
①白華現象に悩んでいる。
②アクトルの購入を検討している。
こんな方は参考になるかと思いますので、ぜひ最後まで読んでいって下さい。
それではいきましょう!
白華除去剤アクトル、その実力は。
まず初めに結論からお伝えしましょう。
ウチのタイルデッキはこんな感じで白華で汚くなってました。
白華除去剤のアクトルを使ってキレイにした後の写真がコチラです。
さすが専門品!
白く汚れた白華が見事にキレイになりましたよ。
アクトルは環境に優しい無公害成分(クエン酸や酢酸)で出来ているので、塩酸を使っているサンポールほど取扱いに気を遣う必要がありません。
デメリットはその価格の高さですかね。
1Lのもので3,000円ぐらいしました。
サンポールの10倍ぐらいしますね・・・
あとは、アクトルに限った話ではないですが。
液体なので垂直面の施工が結構大変です。
塗ったそばからすぐ流れていっちゃいます・・・
なので、根気強く何回も塗布してやる必要があります。
それでは、アクトルを使って白華を除去していく手順について詳しく見ていきましょう。
アクトルを使った白華除去
まずはアクトルを使った白華除去の手順について見ていきましょう。
『白華にいきなりアクトル塗るのはオススメしません。』
ポイントを押さえてムダに時間を労力を消費してしまわないよう、しっかり読んでいって下さいね。
手順としては、
①まずは白華を物理的に除去
②アクトルをブラシなどにつけて塗布
③水で全体をよく流す
です。
順に見ていきましょう。
①まずは白華を物理的に除去
白華にアクトルを塗る前に、まずはこの作業やりましょう!
『マイナスドライバーなどで盛り上がった白華を物理的に除去』
コレやらないと、高級品のアクトルを無駄に消費してしまう上に、作業時間もかなりかかってしまいます。
白華現象はひどくなればなるほど、こんな感じで盛り上がって成長してきます。
ちょっと拡大してみましょう、盛り上がり感がよく分かると思います。
このモリモリに盛り上がった白華を、マイナスドライバーなどを使って落とせるだけ落とします。
削り終わった状態がコチラ。
マイナスドライバーで削り落とすだけでも、まぁまぁキレイになります。
ここまで出来たらアクトルを塗る準備が完了です。
②アクトルをブラシなどにつけて塗布
マイナスドライバーで落とせるだけ落としきったら、いよいよアクトルを塗っていきます。
歯ブラシなどにつけてゴシゴシするだけ。
薄い汚れなら2~3回で落ちますが、タイルデッキの目地などはなかなかしぶといです。
落ちるまで何十回も根気強く塗り込みましょう!
③水で全体をよく流す
ある程度白華が除去出来たら、水をかけてよく洗い流します。
しっかり流しておかないと、こんな感じで汚れ範囲を広げてしまう恐れありです。
白華除去剤アクトルのメリット
ココでは、アクトルのメリットについて見ていきましょう。
メリットは大きく3つ。
①施工が簡単
②しっかり白華が落ちる
③環境に優しい
①施工が簡単
まずはコレです。
アクトルの大きなメリットはその施工の簡単さにあります。
・ブラシにつけてゴシゴシするだけ
・原液のまま使えるので薄めたりしなくていい
・廃液はそのまま流せる、処理不要
準備や施工、後処理にあまり気を使わなくていい点は大きなメリットですね!
②しっかり白華が落ちる
次はコレです。
アクトル、白華除去の専門品だけあってその性能は申し分ないです!
膨れ上がってモリモリに成長した白華は少々てこずりますが、薄く表れた白華程度ならわりと短時間で除去できました。
③環境に優しい
3つ目のメリットはコチラ。
環境に優しいって事。
アクトルは環境に優しい無公害成分(クエン酸や酢酸)で出来ているので、施工中や廃液の処分にあまり気を使う必要がありません。
いくら白華がキレイに除去出来ても、環境に悪かったり庭の草木やタイルデッキそのものにダメージを与えるような製品だとイマイチですよね。
ウチはタイルデッキの真下に天然芝があるので、環境に優しい成分なのは嬉しいポイントでした。
白華除去剤アクトルのデメリット
続いてはデメリットについて見ていきましょう。
実際に使ってみて感じたデメリットは以下の2点です。
①値段が高い
②垂直面の施工が大変
①値段が高い
まずは値段。
何といってもその値段の高さです。
僕は1Lの物を買ったんですが、実に3,000円ぐらいしました。
サンポールの10倍ぐらいじゃねえか・・・
この値段はまぁ、上記メリット3つを享受するための対価ってとこですかね・・・
②垂直面の施工が大変
2つめのデメリットは施工についてです。
アクトルは液体なので、垂直面の施工はちょっと大変です。
塗ったそばから垂れていきやがる・・・
塗っても垂れるので、
ちょっとずつ何回も何回も何回もゴシゴシする必要があります。
しかも垂れたアクトルには、溶けだしたエフロ成分が含まれています。
これを流さずに放置するとかえって汚れ範囲を広げてしまう結果になります。
↓こんな感じでね。
まぁ、サンポールなんかも液体なんで一緒なんですけどね。
個人的に作業していてちょっとストレスに感じたので紹介しました。
アクトルの液がとどまるように、布やティッシュに浸して張り付ける方法なんかもアリかもしれませんね。
こんな感じで、タイルデッキを作ると意外とメンテナンスに手間とコストがかかります。
ホントにタイルデッキが必要かどうか、併せて考えてみて頂ければと思います。
まとめ
今回は「タイルデッキの白華現象を対策する」と題しまして、白華除去剤アクトルを使った作業内容とその実力について解説してきました。
最後に改めて要点を整理しておきましょう。
白華除去剤アクトルを使ったエフロ除去の手順は
①まずは白華を物理的に除去
②アクトルをブラシなどにつけて塗布
③水で全体をよく流す
でしたね。
頑固な白華にいきなりアクトルを塗るのはオススメしません。
まずは物理アタック!
高級品のアクトルを使わずに落とせるところは落としちゃいましょう!
アクトルのメリット/デメリットは以下の通り。
【メリット】
①施工が簡単
②しっかり白華が落ちる
③環境に優しい
【デメリット】
①値段が高い
②垂直面の施工が大変
せっかくオシャレなタイルデッキを作ったのに。
目地の部分が白く汚れてなんだか汚い。
そんなんイヤですよね?
少し値段は高いですが、性能面は申し分ないアクトル。
白華現象に悩んでいるなら、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んで頂きありがとうございます!!
色んな方のリアルな体験談が読めておもしろいので、ぜひ覗いてみてください。