オーマイガー!
ベランダ掃除してたらヤバイものを見つけてしまいました。。。
というのも、こないだこんな記事を書きました。
我が家はベランダを作ったのはいいんですが普段まったく使っていません。
結果的に2年間、ベランダを1回も掃除せず放置していたんですね。
さすがにそろそろ掃除やっときましょうか・・・
メンドクサイですけど・・・
という事で今回重い腰を上げて掃除をやってみました。
ベランダ掃除は作業自体はなんてこと無かったんですが、それでもやはり「めんどくさいなー」と思うポイントがいくつかありました。
あと、何より掃除の最中にヤバイものを見つけてしまったんですよね。。。
ホント掃除してよかったなーと思います。
という訳で今回は我が家の2年間放置していたベランダを掃除したお話。
・掃除中に発見したヤバいもの
・掃除はした方がいいと思う理由
・ベランダ掃除に使った道具や手順
・めんどくさかったポイント
・間取りでベランダを作るときに注意しておきたいポイント
などについて話していきたいと思います。
これから間取りを考えて家を建てる人も、すでにベランダ(バルコニー)付きの家を建てちゃってる人も
ベランダがある家で過ごす日常の一コマを、よりリアルに想像(妄想)するのに役立てて頂ける記事内容になっていると思います。
それではいきましょう!
ベランダ掃除中に見つけたヤバいものって?
いつも通りまず最初に結論書いてしまいましょう!
今回ベランダを掃除中に見つけたヤバいものはズバリ。
「防水層の剥離」です。
ベランダの一部の床が盛り上がっていて、踏むとベコベコする感じになってました。
以下の写真で赤丸つけた部分です。
見ただけでは全く分かりませんねー。
どういう事か図解を入れながら詳しく説明していきましょう。
まず、一戸建て住宅のベランダの多くはFRP防水です。
FRP防水は、ガラス繊維のマットやポリエステル樹脂を何枚かに積層して防水層を形成しています。
断面を図で書くとこんな感じ。
正常な状態ならこれら全ての層がくっついて一体化しているんですが、何らかの要因で接着力が弱まって剥離→浮き上がっている状態になっていました。
今回発見した異常な状態は下記のイメージ。
プライマーの塗布が甘かったのか、ガラスマットの中に気泡が残ってしまっていたのか等々、原因は色々あるでしょうがこのままではヤッバイ状況です!
見た感じひび割れは見られないのですぐさま問題にはならないと思いますが、
・パキッと割れるとそこから水が浸入する
・水が侵入すると一気に劣化が進み雨漏りや高い改修費用がかかる恐れがある
ため放置はできない問題です・・・
一般的にFRP防水は耐用年数が10年前後と言われているので、少なくとも5~6年は完全放置するつもりでいましたが思わぬトラブルがあったもんです。
今回気まぐれでベランダを掃除しなければ気づくことすらありませんでした。
まさかこんな事になっているなんて思いもしませんでしたよ。
あっぶねー
こういった異常の早期発見にも役立つので、ベランダやバルコニーがある場合は定期的な確認もかねて半年に1回か、1年に一回ぐらいは掃除した方がいいかもですね。
ではここから先はベランダを掃除するときに使った道具や手順についても見ていきましょう。
最後に「ベランダを取り入れた間取りを作る際のポイント」も解説しますのでぜひ最後まで読んでって下さい。
2年間完全放置していたらベランダはこうなった
まず、2年間放置していた我が家のベランダをお見せしましょう!
入居直後に1回だけベランダに出て以来、ガチで1回も出たことがありませんでした。
そんな完全放置で風雨にさらされ続けてきたベランダがコチラ。
そして掃除した後の写真がコチラです。
どうです?新築時のようにキレイになりましたよ。
個人的には、2年間も放置していたわりにはあまり汚れていなかったんじゃないかなぁと思います。
特殊な洗剤や掃除道具も使っていませんし、掃除自体はそれほど手間ではありませんでしたよ。
掃除に使った道具はコレ
今回ベランダ掃除に使った道具はコチラ。
・雑巾
・長靴
・バケツ
・デッキブラシ
・ハンドブラシ
・ほうき&ちり取り
・ホースリール(長さが足りなかったので2本のホースをつないで延長)
全部、どこのご家庭にもあるようなものばかりだと思います。
ちなみに洗剤などは一切使用していません。
これ以外で使ったのは”水”ぐらいですね(笑)
掃除の内容、かかった時間は
肝心の掃除内容ですが、以下の通り。
①まず床をほうきで掃き掃除
②手すり部分を濡らした雑巾で拭く
③窓の部分をハンドブラシで擦る
④水撒いて床をデッキブラシで擦る
⑤最後に大量の水で汚れを洗い流す
以上です。超シンプルですね。
かかった時間は準備も含めて30分程度。
ただ、たいした作業ではないんですが、以下のような”めんどくさい係数”をかけると疲労感は結構ありました。
・脚立をかけてホースを頑張ってベランダに持ち上げるのとか
・濡れた掃除道具や長靴を室内を通ってベランダに持っていくのとか
・いざ掃除しようとしたら水出してないことに気づいて蛇口開きに行ったこととか
・手すりに水をかけるときに付近のソーラーパネルにかからないように気をつけることとか
(ソーラーパネルは水道水に含まれるカルキ成分が付着すると発電量の低下につながるリスクがあるため)
こういうささいな作業のストレスが何気に大きかったです。
掃除自体はチャチャっと終わるんですけどね・・・
とくにホースを2階に持ち上げるのが結構大変でした。
脚立かけてホースをもって登って行って・・・
意外とベランダの壁って高いんですよね・・・
万が一脚立から足を滑らせると結構リアルに危ないです。
年とったらぜってー無理(笑)
次からはひもなどを垂らしてホースをくくりつけて引っ張り上げる作戦で臨みたいと思います。
ベランダを取り入れた間取り作成のポイント
最後に、ベランダを取り入れた間取りを作るときのポイントを解説したいと思います。
はじめに申しておきますと、あくまで僕はベランダ要らないと思う派です。
出来ることならベランダ無しの間取りを考えて頂くのがベストだと思っています。
それでもなおベランダ(バルコニー)を作りたいというアツい想いのある方に向けて。
ベランダ作って失敗した僕だからこそ語れる「押さえておいてほしいポイント」を紹介したいと思います。
・水栓をつける
・複数か所作らない
・階下に居室を設けない
・出来るだけ屋根をつける(バルコニーではなくベランダにする)
水栓をつけておけば掃除のときのストレスが一気に減ります。
なによりホースを持ち上げる手間が無いので、作業の危険度が一気に下がって作業時間もかなり短くなります。
若いうちはなんとかできるかもしれませんが、年取ってからホースを二階まで持ち上げるのって結構大変だと思いますよー。
あと、ベランダは汚れますし維持メンテナンスに手間とお金もかかります。
管理するベランダの数が多くなればなるほど大変になるので、最低限必要な1か所のみにするのがいいと思います。
また、階下に居室があった場合万一の雨漏りの際のダメージ・改修費用が高額になりがちです。
ウチはリビングの上にベランダがあります。
典型的なやっちまった例ですね(笑)
さらにできることなら、しっかり屋根をつけたり軒を伸ばしたりして雨が直接当たらないようにすると汚れにくくなるでしょう。
まとめ:たまにはベランダ掃除やろう
今回は「ベランダ掃除で見つけたヤバイもの」と題しまして、掃除中に見つけた防水層の劣化(不具合?)や掃除に使った道具、手順について紹介してきました。
再度今回の要点をまとめておきましょう!
・掃除することでFRP防水の「浮き」を発見することができた
・ベランダの点検もかねて定期的に掃除はした方がいいと思った
・2年間ぐらいなら放置しててもそんなに汚れてなかった
・掃除はみんな持っているような掃除道具と水でOK
・掃除はラクだが準備が大変
・ベランダはやっぱ作らない方がいい、作るなら色々注意して間取り検討を!
最近ベランダを掃除した記憶が無いというそこのあなた。
そろそろ掃除しといた方がいいかもしれません、よ!!
最後まで読んで頂きありがとうございます!!
色んな方のリアルな体験談が読めておもしろいので、ぜひ覗いてみてください。