あれは何年か前の七夕の日。
事件は突然に起こりました。
パパぁ?今日の夜、流しそうめんしたいのー。
なんっ
だとっ・・・
そういえば今夜は七夕です。
そして、七夕と言えば、「流しそうめん」でしたよね!?
世の中には電動でそうめんを流せるナイスな機械も売ってるようですが。
当然我が家に流しそうめんマシーンなんてあるハズありません。
とはいえ、せっかくの七夕イベント。
子供のささいな願いぐらいは叶えてやりてぇ。。。
ってことで作り方を調べてみたら。
・竹を切りに行って、加工する!
・ペットボトルを何個もつなげて作る!
・牛乳パックでも作れそう!
といった感じで猛者たちのDIY記録がわんさか出てきました。
でもこれらのやり方って。
・材料の調達が大変
・作るのも大変
・そして片付けが大変
といったデメリットがありますよね。
時間はもう夕方。
あまりのんびりしている余裕はナッシングです!
すぐ用意できる材料で。
すぐ流しそうめんシステムを作り上げる必要がありました。
という訳で今回は、何も用意してない状態からその日の夜に流しそうめんを実現する方法について紹介していきたいと思います!
今回紹介する方法を使えば、上記のデメリットを全て打ち消した「流しそうめん機」を作ることが可能です。
「今日の夜、流しそうめんがしたいんよ。」
こんな子供の急な要望に全力で応えた大人たちの奮闘。
是非とも最後まで読んでいって下さい。
それではいきましょう!
即席ながしそうめんシステムはコレだ!
まず初めに、僕たちが作った流しそうめんシステムをお見せしましょう!
ドドン!!
ダイニングテーブルをまっすぐ貫くこのちょくせん美!
イイ感じですなー!
角度を変えて、見てみましょう!
使った道具はたったの4つ。
制作時間は5分ぐらいでした。
・スズランテープ(写真の青いやつ)
・幅広のテープ
・サランラップ
・はさみ
その日。
急に流しそうめんがしたくなった。
流しそうめんマシンも持っていない。
竹を切ってきて加工するとか。
大量のペットボトルや牛乳パックを用意して作るとか。
そんな手間をかける必要はないっス!
簡単に作れるこの方法試してみましょう!
このやり方であれば、特殊な道具や材料を用意することなく、家にあるものですぐ流しそうめんを実現することが可能です。
竹で作るようなリアル感、ダイナミック感は無いですけど。
年に1回、流しそうめんイベントをちょっと楽しむ。
これぐらいならちょうどいいクオリティなんじゃないでしょうか?
それでは、この「即席ながしそうめんシステム」のメリットデメリットを見ながら、家ブログらしく実現するための間取りのポイントなどについても解説していきたいと思います。
即席流しそうめんシステムのいいところ
今回自作した「即席ながしそうめんシステム」。
このシステムのいいところはなんといってもコレです!
終わったら丸めてポイっと捨てれるんです!
この圧倒的に片付けが簡単なところが超ナイス!!
・解体したり
・清掃したり
・箱に入れて倉庫にしまったり
そんなん一切不要!丸めてゴミ箱に捨てるだけ!
竹やペットボトルで自作した場合こうはいかないでしょう。
市販の流しそうめん機を買ったとしても、片付けや倉庫を占有したりと何気に大変。
年に何回かしか使わないのにもったいねぇ。
流しそうめんは使用頻度がかなり少ないイベントアイテムなので、
『終わったら跡形残さずきれいに処分できる。』
このメリットはとても大きいんじゃないでしょうか?
即席流しそうめんシステムの悪いところ
・サッと作れて。
・サッと楽しめて。
・サッと片づけられる。
メリットしかねぇじゃんよ!よし!ウチもやろう!
となった方、ちょっと待って。一応デメリットも話しておきますね。
このデメリットの感じ方によっては、市販の流しそうめん機を買った方がいい人もいると思います。
それではデメリットいきましょう。
誰かひとりが犠牲になる
まずはこのデメリット。
えぇ、もう、致命的に必要になるんです。
『そうめん流す要員がね!』
世の中によく売ってるマシンは、ぐるぐる回るやつが多いですよね?
あれだとそうめん足しながら全員で食べれますが。
このシステムの場合。
↓
すぐ流れていく
↓
また流す
↓
ざるに溜まったそうめん集める
↓
また流す
休むヒマがねぇ・・・食べる余裕もねぇ・・・
こうなります。
「距離が短く」て「受け皿が小さい」ので。
回転率がめっちゃ速いんですよねー
あくまで「子供たちを楽しませる」のが目的なら問題ないですけど、
「自分の食事」としてとらえると若干ストレスを感じるかもしれませんね。
ちゃんと置かないと床が濡れる
続いてはコチラ。
ひとしきり流しそうめんを楽しんで片付けの際。
衝撃的な光景が広がっていました。
めっちゃ濡れとる。。。
床、びっしょびしょです。
ま、まぁ、水なんでダメージは小さいですけど。
次回はもう少し改良の余地ありっスね・・・
こんな感じで流しそうめんをイベントとしてではなく、食事として楽しみたい方には不向きかもしれません。
また、水がこぼれたりといったアクシデントも作り方によってはつきもの。
ハプニングなんていらない、食事として安全に楽しみたいZE!
こういう方は市販の回転タイプの流しそうめん機を買った方がいいと思います。
即席ながしそうめんシステムの作り方
さて、ここまで読んで頂いた方はこの「即席ながしそうめんシステム」を作ってみたいと思われてる事と思います。
ここでは、その作り方について詳しく解説していきます。
といっても作業は超簡単4ステップ。
誰でも作れますので安心して下さい。
即席ながしそうめんシステムを作るステップは以下の4つ。
STEP2:幅広のテープを貼る
STEP3:表面をサランラップでコーティング
STEP4:ザルとボウルをセットして完成
詳しく見ていきましょう。
STEP1:スズランテープを2本セットする
まずはスズランテープを2本平行にセットします。
幅は適当でOKですが、まぁ10cm間隔ぐらいでしょうか。
端っこはテープで張って固定しているだけです。
今回僕は家にあったスズランテープ(青いやつ)を使いましたが、たこ糸とか、他の物でもOKだと思います。
STEP2:幅広のテープを貼る
スズランテープで骨組みが作れたら、今度は幅広のテープを貼っていきます。
こんな感じで、テープ2~3枚を長めに切って、テープ同士が重なるようにつなぎ合わせて貼りましょう。
※この時真ん中が凹むように貼るのがポイントです。
STEP3:表面をサランラップでコーティング
STEP2で形が出来上がったら、表面にサランラップを貼ります。
さすがにテープそのままだと食べ物流すのに抵抗ありますからね・・・
STEP4:ザルとボウルをセットして完成
最後に端っこにザルとボウルをセットします。
家にある椅子を駆使したらちょうどいい高さになりました。
これで完成です!
あとはそうめんをセットして、水を流してやるだけ。
これは流しそうめんってやつですね。
思う存分流しまくって食い散らかしてやりましょう!
即席ながしそうめんを実現するための間取り配置
最後に、この即席ながしそうめんシステムを実現するための間取りの条件を紹介して終わりたいと思います。
一応家づくりブログっスからね。
それっぽいことも言わせて。
流しそうめんを簡単に実現するための間取りの条件は2つあります。
条件1:キッチンとダイニングが横並びであること。
まずはキッチンとダイニングが横並びに配置されていることです。
最近はやっていますよね、キッチンとダイニングを横並びにした配置。
この横並びの配置が一つ目の条件です。
この条件1を満たしたうえで、さらに条件2を満たすと流しそうめんシステムが実現可能になります。
距離ストレスをゼロにした我が家のダイニングキッチンもぜひ覗いていって下さい。
条件2:キッチンの壁がダイニングテーブルより高いこと
次に、キッチンの壁がダイニングテーブルより高いことです。
とうぜん、段差無いと、そうめん流れません。
わざわざ何かで段差を作るのは大変なので、キッチンの壁をそのまま使うのが理想です。
流してる途中に倒れたりしたら大惨事ですからね。。。
ガッチリ固定されているキッチンの壁を使うのがベストだと思います。
まとめ
今回は「自宅で流しそうめんを手作り!」と題しまして、ペットボトルも牛乳パックも使わず簡単に実現する方法について紹介してきました。
世の中には市販の「流しそうめん機」なるものが売られていますが、なかなか家に常備している人も少ないと思います。
また、
・竹を切りに行って作ったり
・ペットボトルや牛乳パックでDIYしたり
こういうのも大変ですよね?
子供からの無茶ぶりイベントって、基本的に「急」に発生します。
今日、流しそうめん、したいなぁ・・・
こんな感じで、七夕当日の夕方にいきなりイベント発生death!
そんな予期せぬイベントが発生した時に。
今日紹介した「何も用意してない状態から、その日の夜に流しそうめんを実現する方法」は役に立つんじゃないかなーと思います。
七夕の短冊に書いた願いは叶わないかもしれませんが。
「今日流しそうめんしたい!」
そんな子供たちの願いぐらいは何とか叶えようではありませんか大人の皆さんっ!
今日紹介した方法が、みなさんの家庭をちょっとでもほっこりさせることが出来れば嬉しく思います。
それではまたっ!
最後まで読んで頂きありがとうございます!!
色んな方のリアルな体験談が読めておもしろいので、ぜひ覗いてみてください。