電気代、クッソ高いぞ!!
マジで辛抱たまらん!!
使用量一緒なのに、去年より料金だいぶ高いわ・・・
何とかしたい・・・
こんな悩みを持ち始めている方、少なくないんじゃないでしょうか。
最近の事情をザっと洗い出しただけでも、
・新電力会社の破綻
・大手電力会社も値上げラッシュ
・再エネ賦課金は上がる一方
・しかも円安で燃料費の調達価格さらにアップ
マジで電気代、下がる気がしないっスよね・・・
ウクライナ危機や燃料価格の高騰は、一時的なオーバーシュート(上振れ要因)もあるかもしれません。
それでもやはり、
『世の中は電気料金がどんどん高くなっていく。』
今はそんな大きなトレンドなんじゃないかなーと思います。
そこで今日は、
「電気料金が上がり続ける時代に備える対策」
というテーマで話をしていこうと思います。
今回の記事を読んで頂ければ、電気料金が上がり続ける時代に対する対応策が分かるようになっています。
家ブログなので、「戸建てマイホーム」に焦点を当ててはいますが、賃貸住宅の方でも実現可能な対策も紹介していますので、ぜひ最後まで読んでいって頂ければと思います。
コレを読めば上がり続ける電気代に震えることが無くなる!?
それではいきましょう!
電気料金が上がり続ける時代の対策
まずは結論からお伝えしましょう。
電気代が上がり続ける時代に備えるために僕たちが出来ること。
それは以下の4つです。
(簡単にできる順に並べてます。)
②電気料金の契約を見直す
③太陽光(ソーラーパネル)をつける
④蓄電池をつける
賃貸住宅の人は、①②がオススメ。
マイホームの人なら、個人的にオススメなのは③番です。
④はまだ価格感が合わないケースが多いので、その辺の見極めが大事ですね。
考え方のポイントとしては以下の3つ。
・そもそも買う量を減らすか
・複数社比較して買う単価を下げるか
・自分の家で電気を自給自足する
しかありません。
それでは、それぞれの対策について詳しく見ていきましょう!
①節電する
まず初めは節電ネタです。
買う電気が高くなるので、
じゃあ買う量減らしちゃいましょう!
『値段の高いものはできるだけ買わなければいい!』
というシンプルな発想です。
気をつけておきたいのが、「照明やエアコンをこまめに消す!」的な節電ばかりを意識しない事。
一人暮らしなら良いんですけど、家族がいる場合はこういった小手先のテクニックは家族関係をギクシャクさせてしまうかもしれません。
個人的には、こまめに電気を消すとかはメンドクサイので出来ればやりたくはないですね・・・
・家電を省エネの物に買い替えたり
・冷暖房をあまり使わなくてもOKな家を建てたり引っ越したり
・それでも厳しいならテクニックで節電を!
といった感じで考えてみてはいかがでしょうか。
②電気料金の契約を見直す
続いてはコチラ。
電気料金の契約見直しについてです。
2016年に電気の小売りが自由化されてからは、多くの電力会社が電気を売っていますよね。
新電力と言われているヤツですね。
最近は経営破綻したりする会社も出てきましたが、それでもまだまだ選択肢は多いと言えるでしょう。
契約変更はWebで簡単に手続きできるので、安くなるようならガンガン乗り換えていくのも一つの手段だと思います。
電気料金を見直してみる。
注意点としては、新電力は旧大手電力会社より破綻するリスクが高いって事。
少し前にも新電力大手の「エルピオでんき」が事業停止するニュースがありザワつきましたよね。
・とりあえず安くなるならいい。
・問題があったらまた乗り換える。
・そのための作業や検討は安い電気代のための手間賃だ!
このぐらいの感覚でいたほうがいいと思います。
もう一つ。
今現在、戸建て向けの深夜電力が安いプランを持っている方は、乗り換えない方がいいと思います。
・電気をたくさん使う機器は電気料金の安い深夜時間帯に動かす。
・平日日中は共働きでほとんど家に居ない。
・休日や、在宅勤務などで家に居るときも太陽光で買電を抑制できる。
「夜(深夜)の電気は買っても安い」
「昼の電気も晴れてれば安い(タダ)」
上記理由から、「深夜電力安い+太陽光パネル」の組み合わせは、今のところ最強ではないかと思います。
③太陽光(ソーラーパネル)をつける
3つめの対策はコチラ。
太陽光発電(ソーラーパネル)を付けましょう!です。
一時FITで盛り上がり、買取価格の下落で割に合わなくなって(儲からなくなって)きていた太陽光発電。
電気代が上がり始めた今は、また価値が見直されてきましたね。
(×)値上がりする高い電気を市場から買い続けるのではなく
(〇)自宅で電気を作って地産地消した方が安い
こういう世界線に突入しつつあるかもしれません。
もちろんソーラーパネルは安くは無いですし、故障や設備更新、廃棄などの不確定要素はあります。
それでも、
家にソーラーがあれば以下のように選択肢が増えるのも事実。
・電気代は変動するけど、太陽光の発電コストは一定
・電気代が上がっても、晴れている昼間は高い電気を買わなくていい
・蓄電池を入れれば、夜も電気を買わなくてよくなる
電気料金や市場の価格はどうやっても個人ではコントロールできません。
もしこれから先、電気代がどんどん上がり続けることになったら。
ソーラー積んでいない人はただ手をこまねいて見ているだけになります。
ソーラーを積んだとしても天気はコントロールできませんが。
晴れている日の活用や将来的な蓄電池との組み合わせなど、「選択肢が多くなる」メリットがあるんじゃないかなーと思います。
これから家を建てられる方。
既に建てている方も。
このタイミングで一度太陽光発電を検討してみてはいかがでしょうか?
この先電気代が上がれば上がるほど、価格も高くなったり値引きも期待できなくなっていく可能性が高いのでそこんとこ注意っスよ!
見積もりをもらう場合も、今がどういう状況なのか?交渉しやすいのかしにくいのか。
こういったことを頭に入れておくとスムーズに話ができるんじゃないかなーと思います。
④蓄電池をつける
最後の対策はコチラです。
家に蓄電池を実装しましょう!
太陽光発電をつけたとしても、あいつらは昼間しか発電しません。
昼はがんばるけど、夜は寝るっスよ♪
これでは少しツライですよね。
晴れた日の日中は自分で作ったゼロ円の電気を使えて良いんですが、
陽が落ちた夜はどうあっても電力会社から電気を買うしかありません。
そしてその電気代が高くなれば、家計を圧迫するのは間違いなし。
それを何とかしてくれるのが蓄電池です。
蓄電池があれば、昼間に発電した電気を貯めておいて夜使うことが出来ます。
「ソーラー+蓄電池」は、高騰する電気代に備える最大の武器であり防御になります。
唯一欠点があるとすればその価格。
ソーラーはかなり安くなったけど、蓄電池はまだまだ高いのが現状。
僕が家を建てた2019年頃より安くなっているとはいえ、正直まだちょっと高いですよね・・・
これから蓄電池を検討するなら。
・FIT(固定買い取り価格)が残っている人はもうちょっと様子見。
あまり焦らなくてもいいと思います。
・FITが終わった人は、2022年現時点でも一考の価値はあるでしょう。
少し古い記事ですが、採算の合う蓄電池の値段を考察した記事も書いてますので、併せて参考にしてみて下さい。
2022年5月に蓄電池の価格感を業者の方に聞いて見ましたが、
正直まだちょっと高いな・・・
という印象でした。
電気代も上がっているので、あまり価格も下がっていないんですよね・・・
とも言っていました。
上記の記事も参考にしながら、複数社から相見積もりをもらってしっかりと相場観を把握したうえで判断してみてもらえればと思います。
まとめ
今回は「電気代が上がり続ける時代に備える!」と題しまして、今すぐできる対策4選を紹介してきました。
最後に、あたらめて要点を整理しておきましょう。
電気代が上がり続ける時代に備えるために僕たちが出来ること。
それは以下の4つでしたね。
(簡単にできる順。)
②電気料金の契約を見直す
③太陽光(ソーラーパネル)をつける
④蓄電池をつける
考え方のポイントとしては以下の3つ。
・そもそも買う量を減らすか
・複数社比較して買う単価を下げるか
・自分の家で電気を自給自足する
でしたね。
お金をかけない簡単なものから、設備投資を入れた少しハードルが高いものまで紹介してきました。
持ち家、賃貸住宅によらず取り組めるのは①と②。
①節電や②電気料金の見直しは、簡単にすぐ取り組めて効果もすぐ現れます。
やってみたい人は、以下の記事を参考にしながら取り組んでみて下さい。
持ち家の人や、これからマイホームを検討されるなら、③や④もぜひ検討してみて下さい。
個人的に今オススメなのは③番のソーラー発電ですね。
④蓄電池はまだ価格感が合わないケースが多いので、その辺の見極めが大事かと思います。
太陽光についても以下記事で詳細をまとめています。
ぜひ参考にしてみて下さい。
今回の記事はあくまで僕自身の考え方なので、みなさんの置かれている状況によっては当てはまらないケースもあるかもしれません。
ただ、対策はハマらなくても、「考え方」は共感頂けるものばかりじゃないかなーと思います。
先行き不透明な世の中です。
・戦争などの情勢不安
・コロナなどのパンデミック影響
・脱炭素に向けた各種コスト増などなど
電気代が上がりやすい要素盛りだくさんな世の中でもあると思います。
そんな中で、
『最後には家にソーラー(発電所)持ってる人が強くなる。』
僕はこう考えています。
本当にみんなが欲しがりだすと価格はもっと上がります。
今が最適かどうかは分かりませんが、検討ぐらいはしておいても損は無いんじゃないかなーと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます!!
色んな方のリアルな体験談が読めておもしろいので、ぜひ覗いてみてください。