家庭用蓄電池を買うなら2020年以降がオススメ!?リアルな見積り価格をご紹介。

ソーラー関係

2019年は太陽光発電の固定買い取り期間が初めて満了を迎える年。
2009年の制度発足当初は48円/kWで買い取ってくれていたものが、2019年11月以降固定買い取り期間が満了すると10円以下になると各社が発表しています。

売電収入でいうと実に1/5ぐらいになる感覚。
これまで毎月2~3万円の収入があったのに、一気に4~6000円になってしまいます。

多くの方が設備投資分の元は取っているハズとは言え、今まであったものがなくなるのは心理的ダメージがデカイですよね。

そんな状況に便乗してか、最近どうも家庭用蓄電池のセールスが多くなっている印象を受けます。
僕の近所でも蓄電池を導入する人がチラホラいますし、自宅に飛び込みで営業に来られたこともあるぐらい。

僕自身もそうでしたが、蓄電池ってなんとなく高いイメージを持ってないですか?
実際のところどのぐらいの価格なのか、いつが買い時なのか気になりますよね。

という訳で今回は僕がもらった見積内容と金額をズバリご紹介します。
併せて僕が2020年以降がアツいと考える理由もお伝えしたいと思います。

1つの事例として相場観を把握するための参考にしてもらえれば幸いです。

それではいきましょう!

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家庭用蓄電池の価格はやっぱり高かった

まずは僕がもらった蓄電池の見積もり金額をご紹介しましょう!
金額はズバリ・・・

ダダん!!267万円でしたー!

トモクラ
トモクラ

うおぉ高っけぇ・・・

2年前に家を建てる時にいろいろ調べていて、その当時蓄電池の価格を調べて抱いた感覚のままでした。
あれから2年経ちましたがまったく変わっていません。

トモクラ
トモクラ

家庭用蓄電池は2年たっても相変わらず高いままのようですな。。。

確かに売電の固定価格買取期間が終わった後は売るより使う方が間違いなくお得なので、僕もいずれは蓄電池を入れたいなーと考えてはいました。

それにしても高い!
仮に蓄電池を入れることで一切電気を買わなくて良くなったとしても、せいぜい月1万円~2万円程度の電気代が浮くぐらいでしょう。
月2万円としても元を取るのに11年以上かかってしまいます。

我が家の電気代は大体月1万円前後なので、なんとウチの場合だと22年以上かかる計算になります。
いくら災害時に電気が使えるというメリットがあったとしても、金額で見た時に費用対効果はかなり悪いんじゃないでしょうか。

ではこの見積もり。
具体的にどこのメーカーのどんな条件の見積もりだったかも紹介しますね。

蓄電池のメーカーや容量が変わればもちろん金額も変わります。
金額が高いのは分かりましたが、それが数ある蓄電池メーカーの中で妥当な金額なのかどうか、業界の相場感がどのぐらいの価格帯なのかについても見ていきたいと思います。

蓄電池のメーカー、その他の条件は?

今回提案を頂いた蓄電池の概要は以下の通りでした。
ーーーーーーーーーーーー
メーカー:伊藤忠商事
モデル:スマートスターL
バックアップ形態:全負荷型
設置場所:屋外
蓄電池容量:9.8kW
保証期間:10年
金額:267万円

ーーーーーーーーーーーー
我が家はソーラーを11kW積んでいるので、蓄電池容量もそれなりの容量で提案されました。

工事費等込みで267万円なので、kWあたりの単価は大体267/9.8=27万円ぐらいになります。

ちなみに見積書までは頂けませんでしたがもう一社パナソニック製の蓄電池の提案もありました。
そちらの詳細は
ーーーーーーーーーーーー
メーカー:パナソニック
モデル:パワーステーション
バックアップ形態:特定負荷型
設置場所:屋内
蓄電池容量:11.2kW(5.6kW×2台)
保証期間:15年
金額:321万円

ーーーーーーーーーーーー

こちらも同じく工事費込みで321万円なので、kWあたりの単価は大体321/11.2=29万円ぐらいになります。

この2つの事例から見ると、国内メーカーの家庭用蓄電池の相場は大体25~30万円/kWぐらいにあると思われます。

ここから先は、先ほど出てきた「全負荷型」、「特定負荷型」という聞きなれない用語の紹介と、家庭用蓄電池のkW単価がどのぐらいまで安くなれば浮いた電気代で元がとれるようになるのかについて考えていきたいと思います。

全負荷型と特定負荷型について

今回蓄電池の提案を受けるまで意識したことがなかったんですが、蓄電池システムには「全負荷型」と「特定負荷型」という2種類あるようです。
その違いは停電時のバックアップ形態にありました。

全負荷型:停電時も家中の家電やコンセントをいつもと同じように利用可
特定負荷型:停電時は決められた一部の家電とコンセントしか使用できない

せっかく蓄電池を設置して停電時に使えるようにするのであれば、全負荷型の方が使い勝手はいいですよね。

停電してあたふたしている時に

トモクラ
トモクラ

えっとぉ・・・このコンセントは電気がきててこっちのコンセントはきてなくて・・・

なんて考えるのはメンドくさいですからねw

ただ、全負荷型は問答無用で家全体をカバーしちゃうので、必須ではない機器の待機電力などで限りある蓄電池の電気を無駄に消費してしまうデメリットがあることは把握しておいた方がいいかもしれませんね。

元がとれる家庭用蓄電池の価格は?

とっても高額な家庭用蓄電池。
どうせ買うのならしっかり元を取りたいと考えるのが人情ってもんです!!

これはもう言うまでもないですが、現状のkWあたり25万円を超えているような金額では絶対に元は取れません!
お金以外の価値を見いださないまま、今蓄電池を買っちゃってる人はちょっとヤバいdeathよ。

ではどのぐらいまで金額が下がれば割に会うようになるんでしょうか。
ここではその感覚値をつかむためにザクッと分かりやすく計算してみましょう。

・蓄電池の耐用年数は大体10年ぐらいなので、投資回収期間を10年と仮定します
・10年で〇〇万円(理想的な蓄電池のkW単価)を回収できればプラスマイナスゼロです
・蓄電池を入れることであなたは一切電気を買わなくなります
(太陽光発電で生み出した電気だけを使って生活できると仮定します)
・1kWhの蓄電池が1日に生み出す経済効果は多めにみて30円です
(各社電気料金の最も高い金額が30円/kWh程度なので、太陽光で作った0円の電気を1kWh分蓄電池に貯めて使用することで1kWh分電気を買わなくなるため)

1日30円回収できるので、1年間では30×365日=10,950円。
10年では10,950×10=109,500円。

と言うわけで投資回収できる蓄電池の価格は11万円/kWぐらいと言うことになりました。

トモクラ
トモクラ

ウップス。。。25万円/kWだと投資回収に軽く20年以上かかりますね。。。

・しかも実際には曇りや雨の日があって太陽光が発電しないため思うような経済効果は得られないですし
・皆さんの平均的な電気購入金額も30円よりは安いでしょうし
・蓄電池は経年劣化で容量が減っていくので経済効果も年々減少するでしょうし

とかって言うことを考えていれば11万円/kWでは多分余裕で赤字になるでしょうw

実際、経済産業省の資源エネルギー庁が平成28年3月8日に出しているレポートによると、2020年度の蓄電池の目標価格は9万円/kW以下と設定されています。
このぐらいまで価格が下がらないとやはり導入のメリットはかなり低いと言わざるを得ないと言うことですね。

2020年といえば来年です。
来年はテスラ社製蓄電池が日本で販売を開始することも発表されています。
このテスラが手がける蓄電池(パワーウォール)は約7万円/kWというこれまでの国内メーカーでは考えれらなかった破格の値段で提供される予定です。

テスラは蓄電池界の黒船となり得るのか?
海外メーカーの宣戦布告に国内メーカーがどう反応していくのか?

今後の国内市場や蓄電池価格がどう変化してくるか実に楽しみですね。

まとめ

今回は我が家が家庭用蓄電池の見積りをもらった話を通じて、そのリアルな価格を皆さんにご紹介してきました。

電気代だけで元を取ろうとするとkW単価が少なくとも11万円を下回ってくる必要があり、25~30万円で推移している今の蓄電池は"高すぎる"と言わざるを得ません。

経産省が蓄電池の目標価格を発表している事に加え、破格の値段で蓄電池を提供してくれるテスラ社の参入など、2020年度は蓄電池業界にとって目が離せない1年となりそうです。

災害対策や固定価格買い取り終了の話に絡めて提案されるとついつい流されてしまう人もいるとは思いますが、少なくとも「今」蓄電池を買うのは完全に失敗だと僕は思います。

今後参入メーカーや需要がさらに増えればより良い製品が安く手に入るようになるはずです。
最低でも2020年以降の動向をしばらく観察してから、より良いタイミングを探っていきたいところですね。

トモクラ
トモクラ

最後まで読んで頂きありがとうございます!!

色んな方のリアルな体験談が読めておもしろいので、ぜひ覗いてみてください。

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