ミーレの食洗機といえば、その強力な洗浄力が有名ですよね!
我が家でもミーレの食洗機を使い始めて2年になりますが、その使い勝手の良さにとても満足しています。
これまで2年間ほぼ毎日使ってきて、洗い残しがあるなーと気づいたのは実に片手で数えれるぐらいの回数(5回以内)。
割合にすると完全洗い率99%以上という素晴らしい成績です!
そんな強力な洗浄力が売りのミーレ食洗機。
多くのユーザーが口をそろえて称賛するその洗浄力とは一体どのぐらいのものなんでしょうか。
今回は我が家で採用しているミーレ食洗機の洗浄力の限界に挑んでみたいと思います!
という事で焦げ付いたカレー鍋VSミーレ食洗機いってみましょう!!
ミーレ食洗機の洗浄力ってそんなに凄いの??
僕が家を建てる前、ミーレ食洗機について調べれば調べるほど、誰もがその洗浄力を称賛していました。
販売店の人はもとより、知人で実際にミーレ食洗機を使っている人や、ブログで発信している数々の人々まで。
ホントにみんなミーレ教の信者なんじゃないかと思うぐらい「ピッカピカになるよー!」と言っていたんです。
正直、当時の僕は半信半疑でした。
そんな訳ない!と。
というのも、それまで我が家で使っていた古い卓上型の食洗機はしょっちゅう洗い残しがあったんです。
なので、ミーレがどんなにすごいといっても、そこそこ洗い残しがあるんじゃないかと。
みんな良いとこばっかり言ってるんじゃないの?と。
完全に疑ってかかってました。
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で!
実際に2年間使ってみた今ならこう思います。
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ほんとにピッカピカになるんですよーーーーーー(笑)
ミーレ様、マジ!ゴイスーっス!
とはいえ、いくら洗浄力が高いといっても何でもかんでも落ちるわけないじゃないと思いますよね?
皆さんも洗い物をしていて、たわしでゴシゴシしたりヘラで擦らないと落ちない汚れを1回ぐらいは経験したことがあるハズ!
あの”焦げてこびり付いた系の汚れ”はさすがのミーレ様でも太刀打ちできないんじゃないでしょうかね。
という事で僕はミーレ食洗機の限界を調査すべく、あえてカレーを焦がしてみることにしたのでありました。
それではさっそくその勝負の結果を見ていきましょう!
焦げ付いたカレー鍋1 VS ミーレ食洗機
今回、ミーレ食洗機をブッ倒すために僕が用意した鍋はコチラ。
おー!! イイ感じに焦げ付いちゃっていますねー♪
コレを手洗いできれいにしようとか考えただけでもイヤになる。
そんなイイ感じの焦げ付いた鍋ができあがりました!!
ちなみに焦げ付いたカレー鍋を作るのは超簡単!
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①カレーを作って全部食べる!
②底に薄く残ったカレーを火にかける(このとき鍋のふたをしないのがポイントっス)
③火力はもちろん”強”
④数分間放置して焦げ臭くなってきたらできあがり!
さぁーみんなも作ってみよう!
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こいつをミーレ食洗機にセットします。
使用する洗剤は純正のタブレット洗剤。
洗浄モードは標準の「Automatic」。
ではいってみましょーう!
結果は・・・
こんな感じにピッカピカになりましたー!!
ぐぬぬ・・・やりますなミーレ氏・・・
焦げ付いたカレー鍋の汚れまでしっかり洗い落としてきやがりました。
やはり世界のミーレ!
ものづくり大国ドイツの技術力は半端ないということか!!
くやしいですけど今回は僕の完敗のようです。
でも!
このぐらいであきらめてしまう僕じゃあありません!
というのも、実は今回の勝負に関して一つ気になるポイントがあったんです。
”焦げた鍋”を作ることにかけては右に出る者はいないとまでいわれたこの僕が!
大切なことを見落としていました・・・
という訳でリベンジマッチ!いきますよー!!
焦げ付いたカレー鍋2 VS ミーレ食洗機
まず、前回使ったこの鍋を見てください。
何か気付きませんか?
そう!!
鍋の表面が”つるん”としてるんですよね!
”つるん”と。
なので、いくらカレーが焦げ付いたといっても、ぺりっと剥がれやすいんじゃないでしょうかね!?
という訳で次はコイツの登場っス!
タラララッタラーーー!
ル・クルーーーーーーーーーゼ!
触ったことある人なら分かると思うんですが、ル・クルーゼって表面がザラザラしています。
これなら焦げ付いたカレーと鍋の接触面積が多くなるので、吸着力がUPして剥がれにくいでしょう!
しかも今回は焦げ付き度合いもさらにUP!
カリッカリの炭になるまで煮込んだりましたYo!!
前回ミーレに完敗したので今回は負けるわけにはいきません!
という訳で気合を入れて焦げ付いたカレー鍋の制作に取り掛かりましょう!
焦げ臭くなってきてもまだ火は止めません。
まだだ。もうちょっと。
なんだか家じゅうが焦げ臭くなってきました・・・
まだだ。もうちょっと!!
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パパー。なんだかおめめが痛いよぅ
も・・・もういいかな・・・
できあがったのがコチラ!
試しに水を入れてしばらく置いて軽くこすってみましたが、ビクともしません!!
これならイケるんじゃないでしょうか!!
こいつを前回と同じ条件でミーレ食洗機にセットします。
使用する洗剤は純正のタブレット洗剤。
洗浄モードは標準の「Automatic」。
ではいってみましょーう!
結果は・・・
そのまんま出てきましたー!!
ごめ・・・ミーレの洗浄力の限界を超えれたのがうれしすぎて、中の写真撮るの完全に忘れてました・・・
でもほんと、ほぼ入れたままの状態で出てきたんすよ。
やはりル・クルーゼのザラザラした表面が功を奏したのか!!
それとも限界まで煮込んで(炒めて?)焦げ付かせたのが効いたのか!?
どちらにせよあのミーレ食洗機に完全勝利です!
僕、すごない??
今回は僕の完全勝利!
全開の雪辱を晴らしてやりました、よーーーーーーー!!!
実験を通して分かったミーレ食洗機の弱点とは
今回、ミーレ食洗機の洗浄力をもってしても洗いきれない、究極の汚れ領域を垣間見ることができました。
この結果を踏まえ、また、今まで洗い残しがあった時の状況などを思い出してみることで、
どういう物を入れたときに洗い残しが発生するのか?
その共通点を考えてみました。
・今回はカリッカリに焦げ付いたカレー鍋
・以前はグラタンを食べた後放置してカッピカピに乾いたお皿
両者に共通して言えるのは、高温で焼き付けされてお皿に汚れが”こびり付いている”ということ。
こういった高温調理による”焦げ付き系”や水分が完全に飛んだ”こびり付き系”の汚れは苦手なようですね。
これはミーレ食洗機の弱点というよりは、すべての食洗機に共通して言えることだと思います。
逆にカッチカチにこびり付いた汚れをここまできれいに洗ってくれるその洗浄力はやはり素晴らしいものではないでしょうか。
以前グラタンした時の洗い残しの写真
ワンポイントとして。
失敗してカリッカリに焦げつかせてしまった時とか、「あーこれやっちゃったなぁー」ってぐらい汚れたものを入れる場合なんかは、ちょっと水(お湯)につけて柔らかくしたあと、ヘラなどでこすり落としてから入れてやるのが良いんじゃないかと思います。
まとめ
今回は「ミーレ食洗機の洗浄力の限界に挑む!」と題して、焦げ付いたカレー鍋をミーレ食洗機で洗ってみました。
結論を一言でまとめると。
焦げ付いたカレー鍋はキレイになるけど
焦げ付きすぎたカレー鍋は洗い切れない
という結果になりました。
でもまぁ、普通にカレーしたあとの鍋程度ならそのままブッ込んでもピカピカに仕上げてくれるので、実運用レベルとしては全然問題ないレベルだと思います!
この僕にかかれば、世界中の人々が称賛するミーレ食洗機の洗浄力の限界を超えることは容易なことでした。
しかしながら日常使いにおいてその洗浄力が”素晴らしい!”の一言で言い表せれるのは紛れもない事実!
僕自身、毎日ミーレ食洗機にお世話になっていますし、その洗い上がりにはとても満足しています。
これから何十年も使い続けるでしょうし、たとえ壊れてもまたミーレを買いたいなーと思っています。
ちなみに今回カリッカリに焦がしたル・クルーゼ。
奥さんが”重曹煮込み”という荒業できれいにしてくれました。
僕もあとでカリッカリに怒られたのは言うまでもないですね。。。
ミーレ食洗機最高ぅ!!
最後まで読んで頂きありがとうございます!!
色んな方のリアルな体験談が読めておもしろいので、ぜひ覗いてみてください。