テンピュールはやっぱり高かった。トモクラ、シモンズのベッドを買う【前編】

設備・家具のこと

三度の飯より睡眠が好き!

どーも皆さん。
お昼寝系ファイナンシャルプランナー、トモクラです。

今回は僕がベッドを買った時の話(前編)、いきたいと思います!!
今回から3回にわたって、ベッド購入のための調査の記録をご紹介します。

家を建てたらやっぱ新しいベッド、欲しいですよね。

正直、家を建てるまで全然こだわっていなかった部分でしたが、
マイホームを機に考え方を改め、睡眠環境を見直してみました。

やっぱり睡眠、大事っスよ!!

それではいきましょう!

今ではすっかりベッドで寝ているトモクラ家族ですが、
家を建ててから最初の半年ぐらいは、2Fの寝室は使わずに1Fの和室で寝ていました。
「家を建てたらベッド買おうねー」なんて言っていたにも関わらず、です。

すっかりベッドを買うタイミングを逃していた僕は、和室に布団を敷いて寝ていたんですが。。。

これが意外に良かったんです(笑)

我が家の和室って、リビングとキッチンに隣り合って配置されています。
どちらからもアクセスできるので、普段の生活空間からすごい近いんですね。

スッと行き来できるし、先に寝た娘の様子をうかがいながら家事とかもできるし、
何より、アパートの時は和室なんてありませんでしたから、とにかく新鮮でした。

2Fの寝室で寝る場合、わざわざ階段を上っていかなくてはなりません。
もし寝室に行った後に、ちょっとお茶が飲みたくなったら、わざわざ1Fまで取りにいかないといけない。
この距離感もなかなか和室から抜け出せない理由でした。

そんな僕ですが、今ではもうすっかりシモンズのベッドの虜です。
和室で寝るのはお昼寝の時(子供かw!?)か、お風呂に入れなくて(子供が!)ふとんを汚したくない時ぐらいになりました。

ちなみに和室での睡眠スタイルは、ニトリで買った厚さ4cmぐらいの折りたたみマット(確か2,000円ぐらいの安物)の上に敷布団を敷くスタイル。

今思い返せば、朝起きた時身体がバッキバキで痛かったです。

最近モダンな和室を作るのに人気の琉球畳って、普通の畳に比べて硬いんですよね。

家を建てたら和室で寝ようとしている人は、寝心地を重視するなら普通の畳が良いと思います。

最近はやりのベッドレイアウト

ひと昔前だと、クイーンサイズやキングサイズのベッドを寝室に1つだけ置くスタイルが主流でした。
ところが最近は、複数のベッドを横並びにくっつけて置くのが流行っています。
我が家も、セミダブル+セミダブルのレイアウトです。

僕の友人ですが、セミダブル+セミダブル+シングルをおいて寝室が丸ごとベッドになっている人も結構います(笑)

これの良いところって、生活スタイルに合わせてベッドの配置を自由に変えれるところ。

子供が1人で小さい時は、セミダブル+セミダブルで3人が広々と使い。
子供が2人になったらさらにシングルを追加。

子供が大きくなって部屋で一人で寝るようになったらシングルを子供に譲って、夫婦はそれぞれセミダブルで寝る。
といったように組み合わせが自由自在なんです。

ベッド同士をくっつけた時に、真ん中の隙間をふさぐパットや、一括で覆ってしまうシーツなども多く販売されています。
この便利パーツによって、複数のベッドをあたかも大きな一つのベッドのように使うことが可能になりました。

また複数の違うマットレスを並べるので、右と左でそれぞれの好みに合わせた違う硬さのマットレスをチョイスする、といったことも可能だったりします。
ベッドの幅はそれぞれ、

S (シングル) :100cm
SD(セミダブル):120cm
D (ダブル)  :140cm

ですので、寝室の間取りを決めるときにきちんとベッドが置けるだけの幅を確保しておくことをおススメします。

実際に見に行ってみた

ベッドは高い買い物です。
安く見積もっても数万円、そこそこ良い物だと何十万円もします。
さすがにネットでポチッと買うのは勇気がいりますよね。

ちょうど近所の家具屋さんがセールをやるという情報も入ったので、まずはお店に見に行ってみました。

取り扱っているメーカーは
サータ、シーリー、テンピュール、ゲルテックス、ジェルトロンでした。
その他にも中国産とかの安いやつも置いてあったんですが、これはもう寝た瞬間に分かるぐらいイマイチでした。

説明してくれた担当の兄ちゃんがテンピュールを使っているらしく、
試し寝して、やっぱりテンピュール寝心地いいなぁ~なんてリアクションをしていると、
「もうそれが答えっすよー!」みたいな感じでアツく勧められました(笑)

サータやシーリーは、シモンズと並んで3Sと呼ばれる超有名メーカーですが、僕的には値段の割に寝心地がイマイチだなぁと感じました。

結局この日は2時間ぐらいぐるぐると色んなベッドに寝ては降りてを繰り返してました。

印象に残った特徴的だったメーカーについて、ちょっとまとめておきますね。

テンピュールについて

テンピュールはコイルなしマットレスの王道とも言える存在。
NASAが認めたマットレスであり、誰もが一度は名前を聞いたことがあるんじゃないでしょうか。

確かに寝心地はすごい良く、体に吸い付くような感じでした。

テンピュールは硬さによってモデルが変わり、
腰痛持ちの人はテンピュールでも一番硬いセンセーション エリート25というのがおススメとのこと。
1つやわらかいコントゥア エリート25は、妻は絶賛してましたが僕的には柔らかすぎて腰痛が悪化しそうな印象を受けました。
(あ、ぼく腰痛持ちです。)
更に柔らかいクラウド エリート25というのもありましたが、さすがに柔らかすぎる感じです。

ムックとかいうグレードも置いてありましたが、これはテンピュールの中でも下位グレードのマットレスとのことで、
寝心地も硬すぎてイマイチでした。

気になる値段ですが、正直高いです。
この日見たメーカーの中でもズバ抜けてダントツ高かったです。
セミダブル×2枚で約57万円。
そのお店では5%OFFになるセールをやってたんですが、それでも54万円ほど。

マットレスだけですよ?
ココからベッドフレームとか、シーツとか買わないといけないんすよ?

確かに寝心地はいいし、素晴らしいマットレスではあるんですが。
・コイルなしマットレスは密着しすぎて暑かったり
・通気性が悪くカビやダニに対するメンテナンスが手間だったり
・密着しすぎて寝返りがうちにくかったり
といったデメリットもあります。

いくらNASAのお墨付きとはいえ、この素材は本来、スペースシャトルで宇宙飛行士の体にかかる重力を和らげるために開発されたもの。
「寝室」という重力1Gの地球環境下での睡眠とダイレクトに結びつけるのは少々無理がある気がします。

正直、この値段ほどの価値は感じられませんでした。

ゲルテックスについて

ゲルテックスもテンピュール同様に、コイルなしマットレスです。
技術大国ドイツ生まれのブランドで、店員さん曰く別名、

「水の無いウォーターベッド」

とのこと。

このマットレスはグレードによって厚みが異なります。
ゲルテックス プラチナ60
ゲルテックス プラチナ160
ゲルテックス プラチナ180
ゲルテックス プラチナ200
ゲルテックス プラチナ220
ゲルテックス プラチナ240
数字が大きいほど厚みがあり、高グレードのマットレスになります。

薄くなると値段も安く、かなりお求め易くなりますが、個人的に寝てみた感じでは200以上をおススメします。
あまり低グレードだと、このメーカー独特の寝心地感が薄れてしまうからです。

このゲルテックス、本当に寝心地が最高でした。
テンピュールよりも個人的には好き。むしろ大好きです(笑)

値段もそこまで高くなく、「コイルなしマットレスを買うならコレだな!」とまで思ってました。

最終的にはコイルなしマットレス特有の通気性などの問題が気になったのと、別のお店で試してみたシモンズに惹かれてしまったため購入には至りませんでしたが、
コイルなしマットレスを試す機会があればぜひとも1回買ってみたいと思わせてくれる逸品でした!

ジェルトロンについて

今まで見てきたメーカーはすべて海外製でしたが、
ジェルトロンは国産!日本製です。
京都舞鶴のメーカーで、今までにない発想の、かなり特徴的なマットレスを送り出してきてました。
もう見た瞬間から「何じゃこれー!?」って感じだったです(笑)

特徴的なのがこのジェルトロン、マットレスの中身が取り出せるんです!

ん?って感じですよね。

しかも、中身が3分割になっていて、それぞれ違った硬さ(6段階)で設定が可能。
どういう事かというと、

頭、肩部分:6段階で硬さ調整
腰部分  :6段階で硬さ調整
足部分  :6段階で硬さ調整

が出来るんです。
なので、

「頭は硬くして、腰はほどほど、足は柔らかくしたい」

とか

「頭は柔らかく、腰は硬め、足も柔らかめ」

なんていう、その人の好みに合った細かいニーズに対応できるんです。
何て素敵な商品なんでしょう。

そしてその硬さ調整のための中身を構築している素材が、

「立体格子型グミ状ジェル!」

んんっ?って感じですよね。

これ、素材がジェルなんで子供がおねしょしても染み込まないですし、ダニもつかないとのこと。
しかも汚れても洗う事が出来る!

僕が行った家具屋さんでも最近取り扱いを始めたらしく、結構売れ行きは好調とのことでした。

なかなか特徴的で良いかな、とも思ったんですが。
僕は採用しませんでした。
その理由が、

座ったり寝たりした時に、ジェル同士がくっついたり離れたりする感触を感じて、ちょっと気持ち悪かったんです。

ジェルって立体の格子構造をしています。
なので圧がかかると格子がグニャーッとつぶれてくっついたり離れたりするんですね。

気になるかどうかは個人差かと思いますが、僕的にはナシでした。

枕も出しているようなんで、気が向いたら枕から試してみてもいいかなーとは思ったりしてます。

調査1日目を終了して

この日見たメーカーの中ではゲルテックスが一番気になりました。
この中でどれか選べと言われたら、間違いなくゲルテックスを選んでいたと思います。
そのぐらい素晴らしい寝心地を実現しているマットレスでした。

テンピュールもちょっと捨てがたい感じはしたんですが、やはり値段が高いことがネック。
ダブルサイズぐらいのマットレス1枚で30万円程度の値段相場です。

テンピュール以外のメーカーは、同じサイズで大体20~25万円ぐらいの価格感でした。

今回実際に寝てみて思ったのが、

「ちょっと寝たぐらいでは正直分からん!」

という事です。

でも、試し寝しないよりは全然マシです。
何となく寝心地の好き嫌いは判断できるので、それで決めるしかないでしょう。

まだ見れていないメーカーもありますし、もう少し色んなお店を回って色々試してから買おうと思いました。

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