【Web内覧会】第10回目の記事です!
今回紹介するのはリビング。
間取りを考える時、リビングの配置って悩みますよね。
・とにかく広いリビングがいい!
・賃貸のような狭いリビングはイヤだ!
リビングを含むLDKの間取りを一番重視する人、多いんじゃないでしょうか?
LDKは家の中で最も多くの時間を過ごす空間。
いわばメイン空間ですよね。
せっかく自由な間取りのマイホームを建てるんス。
広いゆとりのあるリビングをGetしたいっス!
そういう我が家のリビングは・・・8畳。
え?おう・・・普通だな。。。
賃貸アパートと変わんないじゃん?
こう思うのも仕方ないでしょう。
でも大丈夫!
8畳でも全然狭さを感じさせない仕掛けがしてあるんですYO!
という訳で今回は、「飽きのこないシンプルなデザイン」を心がけた我が家のリビングを紹介していきたいと思います。
この記事を読んで頂ければ、狭さを感じさせない我が家のリビングを内覧することが出来るとともに、『シアタールーム』や『フィットスタジオ』、『テレワーク』など、実に様々な用途で活用できる間取りのアイデアについて学ぶことが出来るようになっています。
隣接する空間をうまく取り込むことで、狭さを感じさせない空間に仕上げた我が家のリビング。
ご賞味ください!
それではいきましょう!
リビングの間取りレイアウトはこれだ!
はじめに、リビングの間取りを紹介しましょう。
広さは8畳です。
うん。普通の広さですね・・・
一応LDK全体では20畳とそれなりの広さなんですが、リビング単体で見るとズバ抜けて広いわけではない間取り。
リビングとして使えるのは上記の赤枠の部分(8畳)ですからね。
部屋の中の写真はこんな感じです。
実は最近ソファーを「黒→白」に変えたんですよー!(←え?興味ない?)
この写真を見て、勘のいい人は我が家のリビング最大の特徴に気づいたと思います。
それは・・・
「物がない!」
という点。
ソファーは置いていますが、それ以外は何も置いていません。
・オシャレなテレビボードとか
・リビングにありがちなローテーブルとか
そういった「普通置いてるでしょ?」的な常識アイテムをフル排除しました!
結果、8畳全てをフル活用できるようになりました!
そんな何も物がない我が家のリビング。
間取りの特徴は以下の通りです。
・ウォークスルー収納を隣接。リビングには何も置かない。
・ダイニングキッチンをL字に隣接。奥行き感を演出。
・和室を隣接。完全オープン&シームレスな空間で幅を演出。
周りの空間との「組み合わせ」を意識した間取りを検討しましたよ!
単体で配置する8畳リビングは確かに狭いですが、
「何も物を置かずに8畳フル活用する」&「隣接空間と組み合わせて空間を作る」リビングはめちゃめちゃ広いです!
それでは、リビングの見どころ(ポイント)について詳しく見ていきましょう!
リビングのコンセプトは?
リビングの基本コンセプトはコレです!
「何もない、ゆえに何でもできる!ひろびろ使える多機能空間。」
我が家のリビング最大の特徴はなんといっても圧倒的な物の少なさです。
あるのはソファーだけ!
あとはぜんぶ床!Yeah!
さらに隣接する空間をうまく配置することで開放感を演出し、狭さを感じさせない間取りになっています。
・大型収納を背面に背負い、雑多なものを全部ブッ込む!
・隣接するダイニングや和室とつなげて開放感を演出!
・映画館になる。フィットスタジオになる。仕事場にもなる!
何も置かないからこそ、なんにでも使える空間を実現しました。
それでは、上記3つの特徴について詳しく見ていきましょう!
収納については後の章で詳しく解説するので、ここではまず残りの2つについて解説していきますね。
和室やダイニングと空間をつなげて開放感を演出するリビング
何も物を置かないことで8畳をフル活用する我が家のリビング。
単に物がないだけでもめっちゃ広く感じますが、さらに広く見せるために隣接する和室とダイニングキッチンの配置にもこだわりました。
まずこちらの間取り図を見て下さい。
まず、リビングの真横に配置した和室は3連引き戸とし、開けっ放しにすることでリビングとの境目を無くすシームレスな空間を実現することが可能です。
和室の扉を閉めた状態がコチラ。
開けた状態がコチラです。
このように、リビング+和室で幅を演出し、狭さを感じさせない空間を実現しました。
続いてはダイニングキッチン。
リビングに対してL字にダイニングキッチンを配置することで、奥行き感を演出し、同じく狭さを感じさせない空間として仕上げてみました。
キッチン側からリビングを見た写真がコチラ。
逆に、リビングからキッチン側を見た写真がコチラです。
若干ずらして配置することで空間の陰影、メリハリをつけた点もポイントっスよ!
I型の大空間LDKも良いけど、ウチのような変則L型のLDKもなかなかいいもんでしょう?
特に和室の扉を全開にしたこの大空間は圧巻!
幅、奥行きの広々感がハンパなくて気に入ってます!
シアタールームに、フィットスタジオに、テレワークにも対応可能なリビング
ここでは我が家のリビングのユースケースを紹介していきます。
8畳もある何もない空間は、実にいろいろなシーンで柔軟な使い方が可能になります。
ホント色んな使い方があるんですが、最近よく使う代表例3つを紹介したいと思います。
【ユースケース1(シアタールーム)】
僕は”超”映画好きなので、本気で専用のシアタールームを作ろうと考えていました。
でも、リビングでもできることに気づいてから一気に間取り検討が楽になりました。
映画見るモードのリビングがコチラ。
う~ん。
ワインとおつまみ揃えて夜な夜な映画を見るのが至福っ・・・
詳しくは以下記事も参考にしてみて下さい。
【ユースケース2(フィットスタジオ)】
次はコチラ。
最近我が家でハマっているSwitchのリングフィットアドベンチャー。
8畳の空間があれば思いっきり体を動かしてもまだ余裕があります。
大人2人がヨガマット敷いて、並んでヨガとかも無問題!
空き時間にリビングでサクッとフィットネス可能!
この恩恵は計り知れませんよー!
この空間とSwitchさえあれば、わざわざお金と移動時間をかけてまで街中のフィットスタジオに通う意味は無くなりますガチで!
・入会金や月会費も不要
・移動時間も不要
・家でできるのでコロナ感染リスクゼロ!
もし高いお金かけてフィットスタジオ通っているなら、ソッコーで解約してスイッチ買いましょう(笑)
【ユースケース3(テレワーク)】
我が家のリビング、テレワークスペースとしても活躍しています。
壁掛けの大画面テレビを使えばそこはさながらWeb会議室!
大画面だと作業もしやすいですし、大きな窓から庭を眺めながらやるテレワークは格別ですよー!
テレワークスタイルは以下の記事でも詳しく紹介しています。
参考にしてみて下さい。
他にも、
・ボードゲームとかを広げたり
・小さい机出してお酒飲みながらパーティーしたり
・大きな荷物が届いた時の作業場所としても活躍します
家の中に大型エアー遊具を置くアウトローな使い方も!
こいつぁインパクトあって楽しかったですよ。
リビングの窓の配置について紹介
リビングの窓は1か所です。
・掃き出し窓(超大型)×1
何はともあれとにかく採光!
ぶっちぎりに明るいリビングを実現するために大型の掃き出し窓を採用しました。
我が家で一番大きい窓っス!
ちなみに、我が家の窓は基本的に「遮熱タイプ」の窓ですが、リビングダイニングの窓だけ「断熱タイプ」を採用しています。
夏場に外からの熱を遮るより、冬場におひさまの熱を取り入れやすい設計ですね。
夏は窓際ちょっと暑いっスけど、秋~春にかけてのおひさまポカポカ感、サイコーっス!
リビングの収納について紹介
続いては収納関係について見ていきます!
リビング自体に収納は無いですが、テレビウォール背面にオープンでウォークスルーな収納スペースを構えています。
雑多なものは全部隠そう!
「臭いものに蓋を!」作戦ですね。
こうすることでリビング自体には何も収納せず、8畳をフル活用できる空間を実現しました。
収納部分は全て稼働棚で作り、色んなサイズのものを柔軟に収容できるようになっています。
本とか雑誌、オモチャやゲーム、レコーダー機器など、とにかく雑多なものを全部まとめて収納できます。
使い勝手を重視して扉は付けていません。
そもそもテレビの壁あるので、ほとんど見えないですしね!
一番下の段は床で本とかおけないので、上記のような感じで収納ケース(安定のニトリ)を置いてオモチャ類なんかを収納しています。
リビングの照明について紹介
リビングの照明はダウンライト×6灯です。
メインは調光調色可能な4灯で、テレビ前に温白色(色温度:3500K)の2灯を設置。
この照明はダイニングキッチンの照明とセットにしてリビングライコンで一括制御しています。
ワンタッチで部屋の雰囲気をガラッと変えれるのでマジおすすめです!
あとは、リビング背面収納部にダウンライト×3灯をつけています。
こっちは使う時だけつければいいので独立スイッチ。
ウォークスルーのどっちから入っても良いよう、2か所にON/OFFスイッチを付けました!
リビングの壁紙・フローリングを紹介
ここでは部屋全体の印象を決める壁紙、フローリングについて紹介していきたいと思います。
リビングはメインで過ごす空間!
他の部屋よりは気合いを入れてデザインを考えました!
といっても白い塗り壁調のクロスと木目を基調としたシンプルなデザインを意識!
意識してやったのは以下の2点です。
・テレビ裏の壁にアクセントクロスを貼ってワンポイントに
・空間の中心にある柱に木目調クロスをコーティング!
あくまで基本はシンプル。
そこにちょっとだけスパイスを足した空間に仕上がってると思います!
クロス、フローリングのメーカー、品番は以下の通りです。
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壁、天井 :XB-744(リリカラ)
テレビウォール部:XB-716(リリカラ)
大黒柱 :LL-8783(リリカラ)
フローリング:ラシッサDフロアアース メープルF色(リクシル)
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【ワンポイント】
我が家のリビングのカーテン。
カーテンボックスを作って天井からカーテンをつるすようにしています。
天井からカーテンをつるすと、部屋がとっても広く見えるようになるんです!
さらにボックスの中には間接照明。
テレビ裏にも間接照明を仕込んで、シンプルながらもそこそこオシャレになるよう工夫しました。
あまりお金をかけずにできるので、ぜひ参考にしてみて下さい!
まとめ
今回はWeb内覧会【リビング】と題しまして、飽きの来ないシンプルなデザインを心掛けた我が家のリビングを隅々までご紹介してきました。
隣接する空間をうまく取り込むことで、狭さを感じさせない空間に仕上げた我が家のリビング。
いかがだったでしょうか?
8畳という、ありきたりな広さのリビングを狭く感じさせないコツ。
それは、
「物を何も置かない!」
ということ。
ローテーブルやテレビボードなど、当たり前に置いているような物まで全部排除っスよ!
そして、何も置かずに狭さを感じない空間を実現する間取りのポイントは以下の3つ。
・大容量のウォークスルー収納を隣接。
・ダイニングキッチンをL字に隣接。奥行き感を演出。
・和室を隣接。完全オープン&シームレスな空間で幅を演出。
これらの条件を満たしたリビングは、実に多彩な使い方に柔軟に対応できるようになります。
昼は大型掃き出し窓から差し込む陽光で照明いらず!
夜は間接照明でムーディーな空間を演出してしっぽりと映画タイム!
その他フィットスタジオやテレワーク対応など、使い方は無限大です!
隣接空間との融合に気を配り、狭さを感じさせない使い勝手バツグンの我が家のリビング。
いかがだったでしょうか?
コンセプトや間取りの考え方など、共感頂ける部分がありましたら参考にしてみて下さい。
ちょっとちょっと
Web内覧会をご覧になっているそこのアナタ。
そう、アナタですよ!
Web内覧会を見ているということは・・・
・間取り検討で悩んでいる!
・他人の家の中がめっちゃ気になる!
のどちらかですよね?
もしあなたが間取りで悩んでいるとしたら、後悔を残さないためにもこの記事を読んでみて下さい。
間取り検討から契約までのとても大切な考え方をまとめました。
頭の片隅に置いておいてもらえれば、家づくりで失敗する可能性が確実に減るハズです!!