間接照明をDIYする!!おしゃれな照明空間を格安で作るテクニック!

間取りのこと

間接照明ってオシャレですよね!!

最近ではマイホームを計画する時に間接照明を取り入れた間取りプランを考える人も多いですよね。
我が家でもLDKに4ヶ所の間接照明を取り入れた作りにしていて、映画を見るときや夜にしっぽりとお酒を飲むときなんかの空間作りに一役買っています!

そんな憧れの間接照明ですが、住宅メーカーに依頼して作ってもらった見積もりの金額が高すぎて諦めてしまっている人はいないでしょうか?

確かに、なくても生活に困らない設備に高いお金をかけるのは超もったいない話です!
高い見積もりを提示されると「やっぱり間接照明なんて贅沢品だわ~」となってしまうのも無理はありません。

でも、もし格安で間接照明を実現する方法があるとしたら?
やはりつけてみたいと思いませんか?

今回はメーカーから20万越えの見積もりをもらって諦めかけた僕が、ある方法を使うことで格安で間接照明を実現した話。
我が家で作っている間接照明の実例を写真付きで紹介しながら、その作り方を説明していきたいと思います。

金額が高くて間接照明を諦めているそこのアナタ!
間接照明は思ったよりも安く実現することが可能ですよ!!

この記事が同じような悩みを持つ人の”おしゃれ間接照明”の実現に少しでも役に立てば幸いです。

それではいきましょう!

格安で間接照明を実現するためのキーワードはズバリ、

“LEDテープライト”

です!

LEDテープライトは両面テープの表面にLEDチップが実装されたもので、飲食店やショッピングモールなどの商業施設なんかでも普通に使われています。

テープライトは何種類もの色や長さがあり、ある程度自由に曲げることもできるので直線でも曲線でも施工する事ができ、その場にあった間接照明を実現することが可能という優れものです。
さらに、専用のコントローラーをつければリモコンから照明のON/OFFをしたり、色を変えたりする事もできます。

このLEDテープライトの特徴は何といっても、
・施工のしやすさ
・値段の安さ

にあります!

テープライト本体には両面テープが付いているので取り付けたい場所に貼り付けるだけ!

あとは電源さえ用意してやれば家中のありとあらゆる場所に取り付けることができるようになるんです。
物によっては防水仕様のものもありますので、水周りや屋外などにも使えるといった優れものです。

また値段もとっても安めで、オーデリックなどのメジャーな照明メーカーで間接照明を組んだ場合に比べると実に1/20程度の金額で同じような間接照明を作ることができます!

我が家でも最初、ダイニングキッチンの天井部分に間接照明を実現するのに、メーカーからオーデリック製の照明器具を使った20万円程度の見積もりが出てきていました。
値段が高すぎて諦めかけていたところLEDテープライトの存在を知り、結果的に1万円以下の金額で間接照明を実現することができました。

こちらが我が家の天井部分の間接照明。
先にコンセントだけつけといてもらえば、あとで自由に間接照明を付け足すことができるんです。

造作工事や電気配線工事はメーカーにお願いしよう!

間接照明を実現するためには、「光源を隠す」仕組みが欠かせません。
あとから適当に家具や棚を置いて隠してもいいんですが、洗練された空間を作るためにはやはり建設時からの造り付け(造作)が望ましいところ。

また、間接照明を光らせるためのコンセント(電源)の用意もあらかじめ電気工事業者にやってもらっておいた方が良いでしょう。

外壁側の壁にあとからコンセントを追加するのは断熱材が入っているので結構大変ですし、電気配線は資格を持った人でないと作業できないのでお手軽にDIYでなんとかする事が難しいためです。

<<お役立ちメモ>>

  • 間接照明の電源に使用するコンセントは一括でON/OFFできるようにスイッチをつけておくとGOODです。
  • テープライトは基本コンセントにさせば無条件に点灯するため、必要ないときは電源を切れるようにしておく方がいいでしょう。
  • コントローラーをつければリモコンでON/OFFもできますが、間接照明の数だけ無駄なリモコンも増えますし、何より毎回リモコンから何か所もON/OFF操作をするのは超めんどくさいです(笑)
  • コンセントなどの電気配線はあとから変更するのが大変なので、家を建てる時に間接照明まで含めたプランをしっかり検討しておきましょう!

さぁではここから先はいよいよ、我が家の間接照明の作り方を紹介していきたいと思います!

間接照明の実例紹介と作り方

ここでは我が家の間接照明の実例と、その作り方をご紹介します。
基本的にはみなさんのご家庭でも同じような作り方で実現できると思いますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

こちらが、我が家の間接照明の場所です。

①ダイニングキッチンの下がり天井部分
②ダイニングのカーテンレールボックス部分
③リビングのカーテンレールボックス部分
④テレビ裏部分

点灯した状態の写真はコレ。


それでは、それぞれの部分についてみていきましょう!

    ①ダイニングキッチンの下がり天井部分
    ここは我が家の見せ場ポイントでもあります。
    ダイニングキッチン部分の天井を全体的に下げ、アーチを描く曲線のデザインとしました。
    下がり天井部は木目調のアクセントクロスを貼っています。
    下がった天井の隙間に電源コンセントを作り、テープライトと電源のACアダプターを隠しています。

    ・テープライト規格:3528
    ・テープライト長さ:5m
    ・テープライト色温度:2700K
    ・ACアダプター容量:5A

    実はこの部分だけライトの色(色温度)が違います(笑)

    最初、どの色味がいいかがよく分からなかったので1ヶ所だけ色温度2700Kの物を買ってみたんですが、思ったより黄色く見えて好みじゃなかったのでその他の部分を2300Kで統一しました。


    ②ダイニングのカーテンレールボックス部分
    ③リビングのカーテンレールボックス部分

    カーテンレール部分は二ヶ所とも同じ作り方です。
    天井にカーテンレールを隠すことのできるボックスを作り、その中に電源コンセントを作ってテープライトも隠しています。
    照明だけでなく、カーテンレールも見えなくなるので見た目がかなりスッキリしてGOODです!
    また、カーテンが長くなるので部屋が広く見える効果もあったりしますよ!

    ・テープライト規格:3528
    ・テープライト長さ:2m
    ・テープライト色温度:2300K
    ・ACアダプター容量:1A


    ④テレビ裏部分
    テレビ裏にも上下に間接照明を仕込んでみました。
    上と下でテープライトが2本あるので、1個のACアダプターから分岐して電源供給しています。
    ここだけ電源コンセントが常時通電しているので、ACアダプターとテープライトの間に調光もできる電源スイッチをつけています。
    テープライト本体や電源スイッチは全てテレビ裏に両面テープで固定して隠しています。

    ・テープライト規格:3528
    ・テープライト長さ:1m×2本
    ・テープライト色温度:2300K
    ・ACアダプター容量:2A

間接照明にかかった費用紹介

テープライトを使えば格安で実現できる間接照明。
実際いくらかかったでしょうか。

我が家で作った間接照明は
①ダイニングキッチンの下がり天井部分(5m)
②ダイニングのカーテンレールボックス部分(2m)
③リビングのカーテンレールボックス部分(2m)
④テレビ裏部分(1m×2)
の4か所11mです。

かかった総額はズバリ21,349円。

メッチャ安くないですか??
最初の見積もり20万ですよ??①ダイニングキッチンの天井部分だけでw

それがLDK全部やって2万円チョイて・・・
テープライト、驚くほどコスパ良い!!

ちなみにそれぞれの内訳は以下の通りです。(※全部8%税込み価格です)

①ダイニングキッチンの下がり天井部分(5m)
・テープライト本体+ACアダプター:8,618円(セット品を購入)

②ダイニングのカーテンレールボックス部分(2m)
・テープライト本体+ACアダプター:3,650円(セット品を購入)

③リビングのカーテンレールボックス部分(2m)
・テープライト本体+ACアダプター:3,650円(セット品を購入)

④テレビ裏部分(1m×2)
・テープライト本体:2,592円(1,296円×2)
・ACアダプター:1,706円
・調光式電源スイッチ:777円
・電源分岐ケーブル:356円
合計:5,431円

実際はこの他に電源コンセントの追加工事費用や、建物本体の造作工事費がかかると思います。

ちなみに参考までに、我が家がお世話になった工務店はとっても良心的な値段で、
・下がり天井造作:34,600円
・カーテンボックス造作:7,800円/1か所
・コンセント追加:2,600円/1か所
でした。

これはハウスメーカーによって金額が違うと思います。
あなたが建てるメーカーに見積もりをもらってみましょう!

まとめ

今回は間接照明を格安で実現する方法について、DIY実例を交えてその作り方を紹介してきました。

家本体の造作工事や電気配線工事を自分でやるのはかなりハードルが高いですが、家を建てる時に作り込んでもらってさえいれば照明器具本体は自分で買い揃えた方が断然安く作る事が出来るようになります。

今は様々なLEDテープライトがとても安く売られていますので、お好みの照明を格安で作る事が出来る時代!
おしゃれな空間作りに欠かせない間接照明をあなたもDIYで取り付けしちゃいましょう!!

もちろん有名メーカーの照明はしっかりと作られていて長期間使っても壊れにくいなど、ライト本体の品質は良いのかもしれません。
良いのかもしれませんが、品質と値段とを総合的に比べると全然テープライトでいいと思います。

それに自分で取り付けていれば、壊れた時も自分で簡単に交換することができますよね?
ウチも格安テープライトでDIYした間接照明を1年以上使っていますが、今の所壊れる気配はありません。
この先壊れることがあればまた記事に書いて報告しますね。

というわけで間接照明は、
・全部業者に頼むとめっさ高い!
・造作やコンセントなど自分で出来ない部分はプロに作ってもらう
・自分でできる部分はDIYで
・間接照明はLEDテープライトで実現するべし!!

でした。

僕が購入した商品は取り扱いがなくなっていましたが、似たような商品はこちらです。

トモクラ
トモクラ

最後まで読んで頂きありがとうございます!!

色んな方のリアルな体験談が読めておもしろいので、ぜひ覗いてみてください。

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