相見積もりって実は比較してる時より断る時の方が大変だったりします。
メーカーの人にも色々と動いてもらっているので、選ばなかった方に連絡を入れるのは本当に心苦しい限りです。
しかし二股は許されない!
比べるからにはどちらかを選ばなければなりません!!
金額もデカく、かかる労力の大きいマイホームの相見積もりには数々のドラマがありました。
今回は僕がメーカーを決めてお断りの連絡を入れた時の話。
そんなドラマのワンシーンを切り取ってあなたにお伝えしたいと思います!
それではいきましょう!
3月は1年間の総決算なので値引き額も大きくなる傾向あり!
3月は多くの企業が1年間の決算を行います。
・いくら売り上げがあって
・経費がいくらで
・利益がいくら
というように、その年度1年間の成績を計算しています。
多くの企業が売り上げや利益の目標値を掲げており、その数字に向かって日々努力を続けています。
こういった背景から、住宅業界は3月に売り上げ目標に届いていないと大幅に値引きをしてでも契約をとり、少しでも多くの売り上げを確保する傾向があります。
僕が契約したのも3月。
ちょうどこの時期でした。
3月中旬という年度も終わろうとしているギリギリの時、僕はあるメーカーから
-337万9628円
という値引きを引き出していました。
家本体の総額が2500万円程度なので、実に13%を超える値引き額。
これはかなりのものではないでしょうか??
純粋に利益が10%以上減ることになるので、企業にとっては相当の痛手。
決断にはかなりの葛藤があったことでしょう。
四半期ごとの決算時期にも同じく値引き額が大きくなる傾向がありますが、夏や秋ごろには売り上げ目標を達成していなくてもリカバーするための時間的余裕が残されています。
3月という総決算のタイミングは時間的余裕がないこともあり、一年の中でも最も大きな値引きを引き出せる可能性が高いといえます。
それではこの値引きに至るまでの背景を紹介していきたいと思います。
1回目のお断り
最終的に2社で相見積もり比較を行った僕。
両社から最終の見積もりをもらって比較検討した結果、建ててもらいたいメーカーが決まりました。
あとは選ばなかった方にお断りの意思を伝えるだけであります!
「ごめんなさい!」
このひと言を言えば全てが終わります!
・今日に至るまで実に5ヶ月間も色々と対応してくれた営業さん。
・時には家づくり以外の相談にも乗ってもらった営業さん。
・最後には手書きの手紙までくれた営業さん。
感謝しかありません!
本当なら直接会って伝えるべきだったんですが。
超ド級チキンな僕は電話でお断りの意思を伝える事にしました。
以下電話の内容

あのー、トモクラですが営業さん?お世話になりますー。

こちらこそお世話になっておりますー!

以前頂いた見積もりについてなんですが・・・

は・・・はい(ゴクリ・・・)

検討した結果もう一社の方にお願いしようという結論に至りましてゴニョゴニョ・・・

・・・そうですか・・・

ちなみに差し支えなければお決めになった理由など伺ってもよろしいですか?

はい、金額はモチロンあちらの方が安かったのと、あとは太陽光などの設備グレード(性能)が良かった事、間取りについても理想に近かった事などですゴニョゴニョ・・・

ち、ちなみに、金額差っていくらぐらいでしたか?

えーと。。。
(これズバリ言っちゃっていいのかなぁ・・・うーん。。。)

100万とかは開いてないですよね?

あ、そこまでは。。。

じゃあ数十万円とか?そのぐらいですか??

あ、はい。。そのぐらい、です。。。

そうですか。。。分かりました!
でもトモクラさんならきっといい家が建てれると思います!
頑張って下さいね(ニコッ!)

はい!色々とありがとうございました!
それでは失礼しますね。(ニコッ!)

はい!ありがとうございました!
という感じで意外にもアッサリと受け入れてくれたんです。
それどころか、僕の決断を応援するかのような発言まで。
な、なんていい人なんじゃー(号泣)
この会話の中で営業さんがさらっと聞いてきた「僕が他社に決めた理由や金額差」。
自社製品を選ばれなかった営業さんなら普通に聞く事だと思います。
僕自身も「せっかく相見積もりで色々動いたのに何もデータが取れずに終わるのも不憫な気がした」ので、割と惜しげもなく正直にお伝えしたんですね。
しかし!
結果的にはこれがよくありませんでした!!
敵に塩を送るとはまさにこの事。
私めの考えが甘ぅございました。。。
まさかあんな事態を引き起こすとは・・・
幻の最終プレゼン
長く大変だった相見積もりを無事に完遂した僕。
片方にはお断りをいれ、
片方にはこれからよろしくお願いしますという連絡を済ませ、
まさに契約しようと話を進めていた矢先にお断りしたメーカーの営業所の店長から連絡がありました。

トモクラさん!もう一回だけプレゼンさせて下さい!何とか考え直してください!

いやしかし、すでに先方とは契約の話が進んでいますし。。。お断りの連絡をして了解頂いたはずですが。。。?

あれから社内の状況が変わりまして。今ならさらにイケてる提案が出来るんです!

イケてる提案ですか・・・
(しかしもう契約の話進んでるしなぁ・・・、困ったなー)

とにかく1回だけ来て!!説明だけでも聞きに来てください!!

(うーん。。。ホント困ったなー(キリキリ※)
でも色々お世話になったし・・・(キリキリキリ※)
でも今更だよなー(キリキリキリキリ※))
※胃がきしむ音
ホントに迷いましたが、あまりにもアツいアプローチだったので押しに弱い僕は説明だけ聞きに行くことになりました。
「あくまで説明を聞くだけですよ!」というスタンスで。
お断りの連絡を電話で済ませるという僕の思惑は見事に裏切られ、直接会って話をすることになってしまいました。。。
(持ってくれ!オラのチキンハート。。。)
で、後日説明を聞くとその内容は。
・3月の全社会議で売り上げ目標に届いてないことが問題にあがった。
・とにかく赤字でもなんでも契約をとれ!売り上げの数字目標を達成しろ!とのお達しが出た。
・プランを練り直した。設備や断熱材をグレードアップ。
・グレードアップ分を含んだ総額からさらに200万円ほど値引き!
というものでした。
見事にこないだ僕が電話で伝えていた「選ばなかった理由」を潰しにかかってきています。
これは正直参りました・・・
設備などのグレードを上げてきて、さらにあり得ないほどの値引き。
当然、僕が決めていたメーカーよりも100万円以上安くなる始末。
普通に比べれば断る理由が見当たりません。

トモクラさん!どうっすか!?かなりイイでしょ?
上からお達し出たんで、ほんとタイミング良かったんですよー!
(どうやー!コレは断れんじゃろがいー!?)

むむむ・・・

なんとかお願いしますよー!

うむむむむ・・・(や、安いやないかい・・・)
いやー、これは参りました。
ぶっちゃけできるだけ安く建てたいと思っている僕達にとっては願っても無い提案です。
しかも値引きの理由もスジが通っている。
メーカー側の内部事情による値引き。
3月の決算前というタイミング的なものも重なり、かなりオトク感がありました。

先方にはもう契約の旨を伝えてありますし、ここで即決はできないので持ち帰って妻とも検討させてください。

わっかりましたー!!
ホント、よろしくお願いしますねー!!!
「あくまで説明を聞くだけですよ!」というスタンスで臨んでいたにもかかわらず、気づけば再検討させられる状態になってしまっていました。
店長、やるやないかい・・・
2回目のお断り
幻の最終プレゼンを受けて、正直僕の気持ちはかなり揺れていました。
・間取りがかなり理想形で値段も安かったA社。
・間取りは多少不満が残るが最後の最後で反則的な値引きをブッ込んできたB社。
ここで思いついたのが、
①A社のまま進める
②B社に乗り換えてA社の間取りをパクる
③A社に更なる値引きを要求する
言うまでもなく②と③は最悪デスよね。
人として。。。

(家なんて一生に一回しか建てないんだし。)

(断ったメーカーとはもう会うこともないしな。)
なんて色々な悪い考えが頭をよぎったのも事実。
ゲスなトモクラです。。。
それでもやっぱり後出しジャンケン感は否めなかった。
B社には一度お断りをいれていたし、A社にはこれからよろしくお願いしますという連絡も済ませていた。
ここで僕がB社を選べばそりゃあ金額的には満足します。100万以上安くなりますから。
でもA社の営業マンは激怒すること間違いなしです!
②でも③でも今後の信頼関係にヒビが入ると判断してそのままB社に2回目のお断りの連絡を入れました。
ホンッッッッッッットに消耗しました。。。
精神的に!!!
まとめ
今回は僕の実体験を通して3月の値引き額がめちゃくちゃ大きくなる可能性についてご紹介してきました。
金額にして300万円オーバー!
家の総額に対して13%を超える値引き率。
なかなかこの数字を引き出せる人はいないのではないでしょうか。
3月という総決算のタイミングは時間的余裕がないこともあり、一年の中でも最も大きな値引きを引き出せる可能性が高いといえます。
もちろんその年そのメーカーの売り上げが好調であれば値引きはあまり期待できないかもしれませんが。
しかしながら、やはり3月は決算のこともあり値引きするための大義名分が立ちやすいのも事実。
これから見積もりや相見積もり比較を行おうとしている人は、3月の契約を一つの目安として考えてみてもいいかもしれません。