家っていくらで建つでしょうか?
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この質問に即答できる人は、多分いないでしょう。
・どのハウスメーカーで建てるか。
・どんな設備を入れて建てるか。
・時期はいつ建てるか。
こういった様々な要因が絡み合って注文住宅の「価格」は決まりますよね。
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それでも相場を知りたいと思うのが人のサガ。
僕自身も以下のような記事を読み漁っていた時期がありました。
・○○メーカーの坪単価は○○万円です
・40坪の家だと○○○○万円で建ちます
・ウチの見積もりを大公開!
こういう記事を読む目的は、「相場観」を身につける事ですよね?
確かに世間一般的な相場を知ることや、誰かが実際に貰った見積もりをエビデンスとするデータは有用です。
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でもそれだけでは不十分なんです。
そんな単純じゃあ、無いんです。
という訳で今回は、注文住宅の「真の相場」を知るためにはどうしたらいいか?
そんなテーマで話していきたいと思います。
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「真の相場」を知るには「生きた情報」を集める必要があります。
そして、生きた情報を集めるためには、とにかく実践あるのみです。
この記事を読んで頂ければ、生きた情報の大切さと、その集め方が分かるようになりますので、ぜひ最後まで読んでいって下さい。
それではいきましょう!
家づくりで大事なのは相場を知ること。そして基準を持つこと。
まず初めに結論をお伝えしましょう。
注文住宅の真の相場を知るためには、「自分のために作られた見積もり」をもらうしかありません。
・世間で言われている相場観とか
・他人のもらった見積もり情報とか
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これらの情報はおおよその参考にはなりますが、”あなた”の家づくりにおいてはあまり意味を成しません。
大切なのは、
・あなたが住んでいるそのエリアで
・実際に事業を営んでいるハウスメーカーが出す見積もりで
・あなたが建てるタイミングで出された見積書
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これこそが正義!
絶対無二!唯一信ぴょう性のある、生きたデータなんです!
なのでこれからマイホームを検討される方は、
『必ず複数のハウスメーカーや工務店から自分のために作られた見積もりをもらうようにしましょう』
複数社から見積もりをもらうことで、相場観が身についてきます。
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あー、今は大体坪単価○○万円ぐらいで家が建つんだな。
あれ、A社は他社より割高だな。
とか。
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同じこの設備、A社とB社は値段変わらないけど、C社はやけに高いわね。
とか。
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付帯工事や司法書士費用、このぐらいの金額なんだな。
といった具合に、項目ごとの相場観が身についてくるはずです。
「見積書」にはかなり膨大な情報が含まれています。
そしてその情報は、
各企業が複雑な現在の情勢を織り込んで設定した「定価」を反映した数字になっています。
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ちょっとここ数年を思い返してみただけでも、注文住宅の価格に影響を与えそうな要因がこんなにも出てきました。
・過去に例を見ない超低金利時代!
・FIT制度の買取価格の下落が加速
・コロナによるウッドショック、サプライチェーンの混乱
・住宅ローン減税制度の見直し
・住宅ローンの金利上昇
・ウクライナ戦争で情勢不安。先行きの不透明感。
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他にもいっぱいあると思います。
マイホームをとりまく世界の情勢は、刻一刻と変わっています。
なので
誰が書いたか分からない、いつのかも分からない情報を集めるよりも。
「いま」
「あなたが置かれた環境」
での情報を少しでも多く集める。
コレに勝るものはありません。
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何はともあれ行動あるのみ!
見積もりもらう数が多ければ多いほど、その精度は上がっていくでしょう。
そうやって行動して相場観を身につけることが出来れば、自ずと基準が生まれます。
基準が生まれてはじめて、「判断」できるようになります。
次は、基準について見ていきましょう。
相場を知れば基準が生まれる。
色んなメーカーから見積もりをもらい、生きた情報を集めていくと次第に相場観が身についていきます。
そして、相場観が身につけば自分なりの「基準」が見えてくるようになります。
・僕の収入だとこのぐらいが心地いいな
・この設備、このぐらいの値段だと許容できるな
・これは明らかに高すぎる、自分には不要だな
こういった具合に、
「示された数字を判断することが出来る」
ようになります。
一つ例を出してみましょう。
例えばスーパーでイチゴが売っているとします。ひとパック500円。
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僕にとってこれは普通です。
でも。
300円のイチゴが売ってれば安いと思いますし。
1,000円のイチゴなら高いと思います。
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これはイチゴはひとパック500円という「基準」を僕が持っているから。
当然、300円のイチゴは傷みかけている。
1000円のイチゴは高級ブランド品でしょう。
高いのも安いのも理由があります。
その理由に対して、許容できるか、または価値を見出せるか。
コレが「判断」です。
家づくりも同じです。
高い家には理由がありますし。
反対に安い家にも理由があります。
・それは丁寧な施工で人件費がかかるためかもしれません。
・単にブランドイメージで高単価を設定しているだけかもしれません。
でも、その理由に納得できるかどうかはあなた次第であります。
一つ言えるのは、
『相場を知らなければ、それが高いのか安いのかすら分からない。』
そして。
『基準が無ければそれが良いのか悪いのかが分からない。』
という事。
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しれっと2つ言っちゃった・・・
さっきの例で、イチゴの相場を知っているのは
色んなスーパーでしょっちゅうイチゴを見ているからです。
家の見積もりも同じで、複数の見積もりをもらってはじめて、その数字は意味を持ち始めるんではないでしょうか?
信頼できるのは営業マンのトークではなく、見積書に書かれた絶対的な数字だ。
例えば1社目で営業マンと意気投合して、ウチは適正価格ですから!というのを信じて契約。
その家は40坪で3000万でした。
これ、高いでしょうか安いでしょうか?
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これだけでは分かりませんよね。
なぜなら比較対象が無いから。
ホントにそのメーカーが良心的で、営業マンが超いい人だったら良いんですが。
そうじゃなかったら?
やはり他と比べてみないと分からないですよね?
基本的に信用できるのは
「それっぽい人が発信する情報」
ではなく、
「見積書という公式資料に書かれた絶対的な数字」
です。
一人の意見を鵜呑みにせず。
広く情報を集め。
「相場観」と「基準」をもって「判断」できる自分になりましょう!
まとめ
今回は、「相見積もりで注文住宅の相場を知ろう!」と題しまして、注文住宅の「真の相場」を知るための方法について解説してきました。
最後に改めて要点整理しておきましょう。
・「真の相場」を知るには、「生きた情報」を集める必要がある
・生きた情報とは、「あなたのために作られた」見積もり
・情報を集めれば「相場観」が見えてくる
・相場観が見えれば、「基準」が身につく
・基準が身について初めて、「判断」できる
・信頼できるのはトークではなく数字だ!
・世間で言われている相場観とか
・他人のもらった見積もり情報とか
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これらの情報はおおよその参考にはなりますが、あなたの家づくりにおいてはあまり意味を成しません。
大切なのは、
・あなたが住んでいるそのエリアで
・実際に事業を営んでいるハウスメーカーが出す見積もりで
・あなたが建てるタイミングで出された見積書
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これこそが正義!
絶対無二!唯一信ぴょう性のある、生きたデータです!
たくさん見積もりをもらって読み込む作業は大変ですけど。
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やり切った先に身につく相場観と基準は宝物。
あなたの家づくりを助ける大きな土台になるハズです!
データを効率的に集めるという意味で、複数社に一気にアプローチできるサービスを活用するのも一つの手段だと思います。
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資料請求したら、勝手に担当つくかもしれないじゃん?
そんなんイヤじゃん?
こういう方は、本命のメーカーや知人経由で紹介してもらえるところはそちらで先に済ませ。
外堀を埋める意味で上記サービスを活用。
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こんな使いかたもアリなんじゃないでしょうか?
気になるあの子に連絡先聞いてLINEしながら、並行でマッチングアプリも使う!みたいな感じでしょうか?
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少しあざとい気もするけど・・・
まだ付き合ってないんでオッケーっスよね。
何にせよたくさんの情報を集めないと適正な判断は下せません。
限られた情報で納得できる人はいいですが、
・もっといい情報があったんじゃないか?
・もっとコスパのよい選択肢があったんじゃないか?
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こういう「可能性」を見もしないまま狭い世界で完結しちゃっていいほど、家づくりって安くないですよね?
多くの人にとって家づくりは、一生に一度のトップクラスに高額な買い物です。
使えるリソースをガンガンぶっ込んで、全身全霊立ち向かってみても損は無いんじゃないでしょうか?
相見積もりをする際のポイントなども解説しています。
併せて参考にしてみて下さい。
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最後まで読んで頂きありがとうございます!!
色んな方のリアルな体験談が読めておもしろいので、ぜひ覗いてみてください。