部屋干しは乾かない。
生乾きで臭う。
そう思っているそこのあなた!!
人生損しているかもしれませんよ!!
今回は部屋干し歴10年以上の僕が、我が家でも実際に使っている部屋干しのためのマストアイテムを紹介します!
その名もパナソニックの「部屋干しファンせんたく日和」。
認知度はかなり低い商品ですが、部屋干しするなら絶対に導入しておきたいアイテムです。
実際我が家では「せんたく日和」を導入することで、一年を通して乾きにくかったり生乾きで臭いといった問題から一気に解放されました。
部屋干しは乾かない。
生乾きで臭う。
今日はまだまだ世間で言われているこんな間違った認識を、一気に吹き飛ばしてみようと思います!
それではいきましょう!!
せんたく日和を導入すれば生活はこんなにも良くなる
まず初めに結論からお伝えしましょう!
せんたく日和を導入すれば、以下のような感じで毎日の洗濯環境が驚くほど良くなります!
・安いランニングコスト
・メンテナンスほぼいらず
・部屋干しでもしっかり乾く
・見た目がスッキリしていてスタイリッシュ
最近はやりのドラム式洗濯機も素晴らしいアイテムですが、あいつら意外と気難しい奴なのご存じでしたか?
ドラム式洗濯機はじゃじゃ馬です。
目先の使い勝手だけにフォーカスして買うと痛い目見るかもしれませんよ。
また、洗濯物を乾かすためにエアコンをつけようと考えている人もいると思います。
昔のぼくですね。
冷暖房や除湿を求めるならアリですけど、「洗濯物を乾かす」という目的だけなら明らかにオーバースペック。
エアコンより安くて、小さくて、電気代も安い「せんたく日和」が個人的にはおススメです!
それでは、せんたく日和のメリットや使い勝手について、僕の実体験を交えながら詳しく見ていきましょう!
アパート時代の部屋干しスタイル
僕は家を建てる前、一戸建てタイプの賃貸に住んでいたんですが、基本的に洗濯物は屋内で干していました。
外に洗濯物を干すのは年間で数日程度。
「超」が付くほどの部屋干し派っスね。
しかし、皆さんも経験があるように単に部屋に干しただけではやはり乾きが悪く、臭いが気になってしまうので色々と試行錯誤を繰り返していました。
そうして行き着いた答えが、
「エアコンの真下に干す」
というスタイル。
床置きタイプの室内物干しをエアコンの真下において、さらに物干しの足元に除湿乾燥機、さらには扇風機まで置くというフル装備っぷり。
実際にやってみて分かったんですが。
エアコンだけだと冬に暖房つけているときは割と乾きがよかったんですが、夏の冷房の時期は乾きが悪かったんですね。
だから夏のシーズンは除湿器と扇風機も併せて稼働させていました。
もちろん電気代は激高。
冬場なんかは月に20,000円近くかかることも。
さすがにエアコンと除湿器と扇風機をフル稼働させれば生乾きや臭いはほとんどなかったです。
が!
- リビングのエアコンの下に干していたので見た目が最悪だった
- ランニングコストが高くてキツかった
ストレス値は結構高かったです。
ずっと何とかしたいと思ってました・・・
洗濯室(ランドリールーム)は必須だった
アパート時代の部屋干しに不満が結構あった我が家。
マイホームを建てるにあたっては、洗濯物を干す専用の空間、「洗濯室」は必須でした。
洗濯室があると今までやっていたような、洗濯し終わったものをかごに入れて運ぶ手間がなくなったり、急な来客の時に急いで片づけたりといったことも無くなります。
要は、
「生活空間から雑多なものを分離し、そっちはやりっ放し(干しっぱなし)にできる」
メリットが生まれるんです!!
洗濯室の最適な間取りはこちらの記事も参照してもらえれば幸いですが、脱衣所とクローゼットの近くに配置するという点がポイントになります。
室内に洗濯室を考える場合、日当たりがいいことに越したことはないですが、最悪日当たりは気にしなくても大丈夫です!
実際我が家の場合、洗濯室には北東向きの細い明かりとり用の小さな窓が2つあるだけですが、全然余裕で乾いています。
ここから先は、せんたく日和を選んだ理由と、その使い勝手やランニングコストについて見ていきましょう!!
最初はエアコンか壁掛けの扇風機をつけようと考えていた
家を建てるにあたって、部屋干し専用のスペースを確保することはもともと考えていました。
次はそこに置く住設です。
リビングならリビングのエアコン使えばいいっスけど、ランドリールーム作る場合はそこにもエアコンとか要りますもんね。
問題は今までエアコンや扇風機を使ってやっていた「洗濯物に風を当てるという行為」をどう実現するか。
ここは正直悩みました。
思い浮かんだのは小さめのエアコンか壁掛けの扇風機。
見た目がスタイリッシュなのはもちろんエアコンですよね。
エアコンなら送風以外に暖房や冷房、除湿まで出来るのでかなり高機能ですし、洗濯物を乾かす用途に加えて、脱衣所の冷暖房も兼ねれるメリットがありました。
ただ、気になるのは導入費用の高さと電気代。
暖房運転を何時間も使えば、それなりに電気代もかかりますしね。
次に考えたのは扇風機。
床に置くのはダサいし、天井付近に干した洗濯物まで風が届きにくいので付けるなら壁掛けタイプ。
扇風機はDCモーターを採用している製品なら電気代は驚くほど安いです。
(そのぶん本体価格は若干高めですが。。。)
機能は送風しかありませんが、ランニングコストの安さは魅力的です。
ただ、扇風機はどうしても見た目がイヤでした。
だってこれ↓ですよ(笑)
エアコンは見た目と機能はいいがコストが高い。
扇風機はコストは安いが見た目と機能がイマイチ。
こんな感じで悩んでいるときに、偶然見つけたのがパナソニックのせんたく日和!
いよいよ核心に迫っていきます。
せんたく日和って・・・
せんたく日和って何よ?
せんたく日和はパナソニックが販売している「洗濯物を乾かすことに特化した扇風機」です。
見た目はエアコンのように細長い箱型をしていて、壁もしくは天井に固定して設置します。
壁だけでなく、天井にも取り付け出来るのはナイスポイント!!
なかなかイケてる感じですね。
サイズもエアコンよりかなり小さいので見た目は超GOOD!
エアコンのように暖房や除湿があるわけではなく基本送風のみですが、生乾きの臭いを防止するためのナノイーが実装されています。
しかもDCモーターを採用しているので電気代も安い。
・そして機能も扇風機より良い
かなり気になる存在ですね!
今までは主にエアコンの暖房機能を使って乾かしていたので「ただの送風」で本当に乾くのか若干の不安はありましたが、最悪あとからエアコンつければいいや、って事で思い切って採用してみました。
金額ってどのぐらいで買えるか?
ここでは、気になるお値段について見ていきます。
パナソニックのHPをみると洗濯日和の定価は58,000円。
うん、なかなかに高いです・・・
しかし!ネットで見ると大体2万円前後で買えそう。
DCモーターを使った扇風機もそれなりの物を買おうとすると1万円ぐらいはするので、まぁまぁのコスパじゃないでしょうか。
ハウスメーカーに手配してらっても良かったんですが、圧倒的にネット価格が安かったので、自分で買って取り付けだけお願いすることにしました。
実際に使ってみての感想
使ってみるまで本当にしっかり乾くのかどうか半信半疑だった僕。
実際に使ってみての感想は、
「え?普通に乾いてる!しかもぜんぜん臭くないやーん!」
です。
ぶっちゃけ、風を当てているだけなんですよ。
ナノイーが付いてるって言っても、なんかランプが光っているだけでよく分からんのです。
よく分からんのですが。
冬物のパーカーとか、ジーパンなんかも余裕で乾きます!
いやー、これは買って正解でした!
さすがにパーカーのフード部分を開かずにそのまま干してしまった場合なんかは一晩たってもフードの中だけ湿っていた事もありましたが。
まぁそれは環境というよりは干し方の問題ですね。
よく勘違いしている人がいますが、ちゃんと乾きやすい干し方をしてやらないと乾くものも乾きません。
純粋に物を乾かす能力だけ見ればそりゃあ部屋干しより外干しの方が良いに決まっています。
洗濯物の干し方についてもまた記事書きますね。
せんたく日和は本当に電気代が安いのか検証してみた
電気代が安いと謳っているせんたく日和。
メーカーのHPによると、1ヶ月毎日8時間使っても約166円と書いています。
本当にこのぐらいの金額になるのかどうか測定してみました。
こちらがせんたく日和を動かす前の値。
一番上のピンクの部分(洗面・照明・電源)にせんたく日和が含まれています。
動かす前の消費電力は67W。
そしてこちらが風量MAXでナノイーをONにして動かした後。
消費電力は87Wになりました。
この結果より、せんたく日和を全開で動かした時の消費電力は87ー67=20W。
我が家は毎日10時間のタイマーで使っていますので1日で20(W)×10(時間)=200Wh。
洗濯は毎日するので1ヶ月の消費電力は200(Wh)×30(日)=6000Wh(6kWh)になります。
電気代は高く見積もっても大体1kWhで27円程なので、
1ヶ月の電気代は6(kWh)×27(円)=162円となります。
いやー、本当に安いんですね。
これなら電気代を気にせずバンバン使えそうです!!
日常的なメンテナンスは必要か?
洗濯日和の日常的なメンテナンスは、定期的に吸気フィルターに詰まったホコリを掃除してやるのみ。
フィルターが汚れたらお掃除ランプが点灯しますので、本体上面についている2つのフィルターを取り外して掃除するだけ。
基本的にはこれだけです。
一年間使ってみた実績としては、大体2~3ヶ月に1回掃除、といったサイクルでした。
掃除もとても簡単!
汚れが気になる場合は水洗いしても良いでしょうが、僕はすぐに戻して使いたいのでサッと掃除機をかけるだけ。
ダイソンの掃除機のブラシアタッチメントを使えばとっても簡単です。
年に一回ぐらいは本体をアルコールなどで拭いても良いかもしれませんね。
まとめ
今回は部屋干しのお助けアイテム、パナソニックの「部屋干しファンせんたく日和」についてみてきました。
見た目もシンプルで値段も割と安め。
実際に僕が購入して使ってみたところ、肝心の洗濯物を乾かす能力も申しぶんありませんでした。
定期的なメンテナンスもほとんど無く、ランニングコストが安い点もGOODです!
さらになんと、脱衣所に設置すれば扇風機代わりにも使えてしまいます。
洗濯物を乾かせるという付加価値がついているぶん、DCモーターの扇風機買うと思えば全然安い。
脱衣所に扇風機を置こうと考えている人は、扇風機やめてせんたく日和を買って、ついでに洗濯物も干せるようにしましょう(笑)
マジでおススメです!
最後まで読んで頂きありがとうございます!!
色んな方のリアルな体験談が読めておもしろいので、ぜひ覗いてみてください。