洗濯物は絶対部屋干し!洗濯の手間を最小限にする間取りとアイデア

間取りのこと

外干しって気持ちいいですよね!
フワッフワに乾くしお日様の匂いとホカホカな洗濯物を取り込む時の至福感。
大好きです!

でも僕は基本部屋干し!
どうも、部屋干し推進クラブのトモクラです。

今回は部屋干しの素晴らしさをあなたに伝えたいと思います。
これを見ればあなたも間違いなく部屋干し派の仲間入りです!

それでは早速いきましょう!

一昔前までは、洗濯物といえば家の外に干すのが一般的でした。
どこの家庭でも庭やベランダに物干し竿がよく見られましたよね。

お日様の光を浴びてフワッと乾いた洗濯物を取り込む時の匂いと感触はとても気持ちが良いものです。

ところが近年は、この洗濯物の干し方に変化が現れ始めています。
それが家の中に洗濯物を干すという「部屋干し」。

部屋干しが広まってきたのは、女性の社会進出が進んだ事で日中家に誰もいなくなってしまった事や、PM2.5などの屋外有害物質への関心が高まってきた背景などがあると思います。

我が家では夫婦共働きという事もあり、家を建てる前、アパートに住んでいた頃から部屋干しでした。
そんな部屋干し歴10年以上の僕たちが、家を建てるにあたって全力で考えた「最も効率的な部屋干しの間取り」。

その考え方とアイデアを皆さんにお伝えしたいと思います。

部屋干しのメリット

部屋干しには外干しに無い様々なメリットがあります。
ここでは部屋干しのメリットについてまとめておきます。
「あ~、わかるわ~!」
とか
「それいいねー!」
なんて思ったらあなたも部屋干し派の予備群ですよ!

・雨でも晴れでも干せる(天気に左右されない)
・朝でも夜でも干せる(時間に左右されない)
・虫がつかない、蜘蛛の巣が張らない
・PM2.5を気にしなくて良い
・重い洗濯物を外まで運ばなくて良い
・下着泥棒にあわない

どうでしょう?
ちょっと部屋干しいいかも!と思い始めているんじゃないでしょうか?

これは僕の実体験ですが、子供の頃外から取り込んだTシャツを親に着せてもらった瞬間に大泣きした事があったらしく、見ると洗濯物に蜂が潜んでいたらしいです。
当時は3歳ぐらいだったと思いますがこのトラウマのせいか、いまだに蜂がコワイです(笑)
外干しにはこんな思わぬリスクも潜んでいます。

次からは実際に部屋干しを行う時の最適な間取りやアイデアについて見ていきますね。

アパート時代の部屋干しの不満点

僕はアパートの時、リビングのエアコンの下に洗濯物を干していました。
エアコンの風が当たるので乾きはまぁまぁ良かったですし、冬場は部屋の加湿になって良かったりもしたんですが、決定的な欠点がありました。
それは、

・洗濯機から遠い
・見た目が悪い

という事。

毎回、洗濯が終わるたびに水で湿って重くなった洗濯物をカゴに入れて運ばなければいけませんでした。
しかもリビングでくつろいでいる時に洗濯物が視界に入るのはもちろん、急な来客時などはあわてて隠したりと、使い勝手はそれほど良くありませんでした。

距離にしたら数m程度。
歩いても10歩ぐらいの距離ではあったんですが、毎日の事なので地味なストレスでした。

また、洗濯物が乾いた後も僕の服、妻の服、子供の服、タオル類などが別々の場所にしまってあったので大変でした。

特に服関係は2階のクローゼット(僕が借りていたのは2階建ての小さい借家)だったので本当に大変でした。
そんな不満点を全て解消し、洗濯にかかる一連の動作をもっとも効率的に、かつストレスフリーに行える間取りを頑張って考えましたのでいよいよ公開したいと思います。

部屋干し特化型の間取りとは!

まずは説明より先に間取りをお見せしましょう。
我が家の洗濯室周りの間取りがこちら。

ポイントについて解説していきます。

【ポイント1】
脱衣所と洗濯乾燥室を一緒に
脱衣所を広めにとって洗濯機の真上に物干し(Panasonicのホシ姫サマ)をつけています。
これで洗い終わった洗濯物を直接その場で干すことが出来るようになります。
一旦カゴに移して持ち運ぶ手間がないのでかなりラクです。

ホシ姫サマは物干し2本の電動ロングタイプを採用。
操作スイッチは壁付けモデルを選びました。
リモコンタイプもありますが、いろんな場所から操作するものでも無いですし、リモコンが散らかったり電池交換が面倒なので壁付けタイプにしました。

ちなみに物干しの長さについては、我が家は3人家族ですが物干し2本ロングタイプで毎日ちょうどぐらい(全体の7~8割を使用)です。
端っこの部分を伸ばせばさらに延長できますが、そこまで干すことはほぼありません。

洗濯を干した後は、物干しを一番天井付近まで持ち上げておけば普通に下を通れますし、それほど圧迫感もなくいい感じです。

【ポイント2】
洗濯乾燥室の隣にWTCを配置
洗濯を干す場所の隣にWTC(ウォークスルークローゼット)を配置しました。

ポイントは、
・通常、2Fの寝室付近に配置する事が多い大型クローゼットを1Fに配置
・WIC(ウォークイン)ではなくWTC(ウォークスルー)とした所
・WTCに家族全員分の服を収納するようにしていること

です。

洗濯室の隣がクローゼットなので、乾いた洗濯物をすぐ収納する事が出来ます!
クローゼットには家族全員分の服をしまっていますので、これまでみたいにそれぞれの収納場所に分けて持っていく必要もありません!
しかもこのクローゼット、洗濯室だけでなくLDKからもアクセス可能なので日常の着替えの際もとても便利!
洗濯室に干した洗濯物の湿気を防ぐためにドアもつけています。

正直、湿気については建ててみるまではちょっぴり不安でしたが、実際のところ洗濯を干している夜だけドアを閉めておけば全く気になりませんでした。

【ポイント3】
物干しの真下に大型のカウンターを設置
我が家では洗濯をラクにするためにもう一つ工夫している事があります。
それが、物干しスペースの真下に大型のカウンターを設置している点。

カウンターのサイズはW(幅)1300mm×D(奥行き)450mmあります。

このカウンターがとても便利なんです!
アイロン作業はもとより、洗濯物を干す時に仕分けしたり、取り込んでたたむ時にちょっと置いておいたり。
お掃除ロボットで床を掃除する時に、床に置いてある洗濯カゴなんかの一時的な避難場所にもなっています。

部屋干しをさらに快適にするアイデア

ここでは部屋干しをさらに快適にするアイデアを見ていきましょう!

【アイデア1】
ハンガーそのままシステム
我が家の部屋干しは基本的にハンガーにかけて干しています。
そして乾いたらハンガーのまま隣のクローゼットに移動するだけ。

こうする事で、干す時にハンガーにかける手間はかかりますが、その後の
・たたむ
・しまう
という作業がほぼ無くなります。

タンスなどと違って全ての服が見えるので着る服を選ぶ時もラクです。
ハンガーも子供用と大人用の2種類で統一していますので、「どのハンガーを使おう」なんて考える手間もありません。

さすがに冬物のコートやジャケットなんかはしっかりしたハンガーでないと厳しいですが、そもそも冬物のしっかりした服って家で洗濯せずにクリーニングに出しますよね。
インナーやTシャツ、薄手のジャケットなど、家で洗濯できるものは全て同じハンガーを使うようにしています。

ちなみに我が家で使用しているハンガーはニトリの洗濯Yシャツハンガー 10本組で税込199円!安い!

【アイデア2】
一発で外れる洗濯バサミ
靴下や下着なんかの小物を干す時、ほとんどの人は洗濯バサミがいっぱい付いたやつを使うと思います。
↓こんなやつ

これって使ってみると意外と使いづらいんですよね。
右手で洗濯バサミを開いて、左手で洗濯物を一個一個止めていく。
とめるときも外す時も同じ動作。
地味に時間のかかる作業です。
このアイテムをちょっと工夫するだけで洗濯を干す作業が驚くほど簡単になります。

それが我が家でも採用しているこれ。

ニトリ 簡単取込ハンガー(カンタントリコミハンガー 40P)

ぱっと見違いがわからないですが、よく見ると洗濯バサミの形状が違います。

大き目の洗濯バサミがついていますのでとめる作業もちょっと楽になりますし、何より特筆すべきは洗濯物の外しやすさ!
外す時は洗濯物をまとめて掴んで「ボンッ!」と引っ張るだけでOKなんです!

両手で掴んで一気に引っ張れば、2、3回の動作で全ての洗濯物を外す事が出来ます。

普通の洗濯バサミでこれをやるとなかなか外れなかったり、洗濯物が伸びたりしますが、
この製品なら挟む力が絶妙に弱いのと、先端形状が特殊なので洗濯物を傷めたりといった事がありません。

力が弱いといっても2~3個で止めれば濡れた重たいジーパンも十分止まりますし、ハサミ部分も結構大きめなので干す作業もやりやすい方だと思います。
値段もそんなに高くなく、使ってみると一瞬で効果を体感出来ますのでオススメです!

楽天にも同じような商品がありますが、ニトリの方が断然安いので、ぜひニトリへ。

【アイデア3】
バスタオル専用ハンガーの導入
バスタオルって干す時に意外と場所を取りますよね。
物干しにそのまま2、3枚干すと、他の洗濯物を干すスペースが無くなってしまうほど。

これはイケてないので、我が家ではバスタオル用の大型ハンガーを2つ使っています。

大きいタオルはバスタオル用ハンガー。
小さいタオルは先にご紹介した洗濯バサミで干す事で、限られた部屋干しのスペースを有効活用する事が出来るようになります。

このアイテムもオススメなので是非試して頂きたいなぁと思うところです。

ちなみに、こちらも安定のニトリです。

まとめ

今回は洗濯の手間を最小限にする間取りのポイントと、部屋干しをさらに快適にするアイデアをそれぞれ3つお伝えしてきました。
再度内容についておさらいしておきましょう。

洗濯の手間を最小限にする間取りのポイント
・脱衣所と洗濯乾燥室を同じ部屋にする
・洗濯乾燥室の隣にWTCを配置する
・物干しの真下に大型のカウンターを設置する

部屋干しをさらに快適にするアイデア
・ハンガーそのままシステム
・一発で外れる洗濯バサミ
・バスタオル専用ハンガーの導入

男性も女性も仕事に追われる今日、「生乾きで臭い」という問題さえ解決すれば、あえて外に洗濯物を干す必要性は無いのではないでしょうか?
それどころか、時間と天気を気にせず「いつでも干せる」部屋干しの方がメリットがあるのは明白です!

というか、部屋干しで匂いが気になるのはそもそも干しかたに問題があるからかもしれません。
しかるべき干しかたをしてやれば、臭いなんて全く気になりません。

時間と天気に左右されずいつでも干せて、虫やホコリもつかず盗まれる心配もない部屋干し。

洗濯導線を短くしたりアイデア商品を使う事で家事負担を減らすこともできる部屋干し。

これから家を建てようと考えている人は、ゼヒ部屋干しについて一度検討してみてはいかがでしょうか?

トモクラ
トモクラ

最後まで読んで頂きありがとうございます!!

色んな方のリアルな体験談が読めておもしろいので、ぜひ覗いてみてください。

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