以前こんな記事を書きました。
壁掛けテレビの配線を隠してすっきり見せるためには、レコーダーやゲーム機はテレビ裏に置くのが一番でしたね。
でも、テレビ裏にレコーダー置いたらリモコン使えなくなるんじゃね?
こういう疑問を持たれる方もいると思います。
さすがです!その通り!!
リモコンは赤外線(光)を使用しているものが多いので、壁などの遮蔽物があれば使えなくなります。
今回紹介するのは、そんな不便を解消してくれるナイスアイテム。
このアイテムを使えば、レコーダーを壁の裏に置いた状態でもソファーに座ったままリモコンが使えるようになりますよ!
また、レコーダーをテレビボードに置いてる人でも、場合によっては役に立つ可能性があります。
リモコンの不便を解消できるよう、ちょっとかゆいところまで手が届くように解説していますので、ぜひ最後まで読んでいって下さい。
それではいきましょう!
テレビ裏にある機器とのリモコン通信はコレを使え!
まず初めに結論をお伝えしましょう。
リモコンが効かない・・・そんな時はこいつを使いましょう!
「リモコン中継器」とか「リモコンレピーター」と呼ばれる機器ですが、ようは
リモコンから出る「光(赤外線)」を有線ケーブルで中継してくれるもの
です。
テレビやレコーダー、DVDプレーヤーなどのリモコンは光を使ったものが多く使われています。
光は壁などの障害物があると遮られるので、リモコンを持った人から「見えない場所にある」レコーダーを操作することはできません。
しかしこの中継器を使うことで、光が通れない壁の区間を有線のチカラで乗り越えることが出来るようになります!
↓こんな感じですね。
このように
リモコン→受信器までは「光」
受信器→送信器までは「有線」
送信器→レコーダーまでは「光」
で通信することが出来るようになります。
レコーダーから見ると、リモコンからくる光も、中継器からくる光も同じなので、変わらず操作ができる!という訳ですね。
中継器の線の長さが届く範囲であれば、レコーダーがどこにあろうと関係ナシです!
例えば、前扉を閉めた時にレコーダーが完全に見えなくなるおしゃれなテレビボードを使っている人も同じ問題が起きるハズ。
リモコンを操作するためにいちいちテレビボードの扉を開けてやらないといけない。
これはイケてないです。
そんな場合にもこのリモコン中継器を使えばバッチシ解決します!
いや、でも光から一回電気信号に変換するんでしょ?
タイムラグとか無いの?
変わらず使えるん?
という不安がある人もいるでしょう。
ここからはリモコン中継器の、具体的な使用方法や使ってみての感想を紹介していきたいと思います。
リモコン中継器の使い勝手は?
見えない場所に置いたレコーダーなどをリモコンで操作できるようにする「リモコン中継器」。
肝心の使い勝手はどうなんでしょうか。
中継器を設置してリモコン操作ができるようになっても、感度がイマイチだったり、動いたり動かなかったりするとストレスですよね?
また、中継器本体の故障や耐久性に疑問を持たれる方もいると思います。
我が家では設置して3年間使ってきましたが。
結論から言うと全く問題なし、ノーストレスでした!
個人的には中継器があっても無くてもリモコンの操作感は全く変わらないです。
3年間使ってきて、動作不良や故障も無かったです。
まとめるとこんな感じ。
・操作感よし!
・感度良好!!
・タイムラグなし!
・誤作動無し!
・故障なし!
たまに反応しないとか、感度が悪いとか言った口コミも見かけますが、設置方法や設置場所が悪いケースが多いと思います。
特に「赤外線送信器」の設置が重要ですよ。
ここから先は、設置方法や設置する際のポイントについて見ていきましょう!
リモコン中継器設置のポイントは?
ここではリモコン中継器の設置方法について解説します。
中継器は以下の構成になっていて、本体、受信器、送信器は付属の両面テープで固定します。
リモコン中継器には電源供給が必要ですが、給電用のUSBケーブルが付属されているので、テレビにUSBポートが付いている場合はそこから給電可能です。
テレビにUSBポートが無い場合は、USB電源アダプターを使ってコンセントから電気をとりましょう。
本体はテレビ背面の適当な位置に貼り付けるとよいです。
受信器はテレビ前面から見える位置に取り付ける必要があるので、右下のできるだけ目立たない場所に貼り付けています。
両面テープで張り付けて固定してしまう前に、受信器と送信器をセロテープなどで仮止めしてきちんとリモコンが動くか動作確認するようにしましょう!
ガッチリ張り付けた後でうまく動かない・・・なんて事になったら切ないですからね。
ウチの場合、背面のレコーダーを置く棚の奥行きがあまりないので、送信器の設置場所がイマイチでした。
写真のように段ボールを使って少しだけ送信器を高い位置に付けてやらないとレコーダー側でうまく認識してくれませんでした。
ちなみにこの送信器は入居3年目ですがまだ仮付けのままです(笑)
そろそろ段ボールやめてキレイに取り付けたいところ・・・
IRリモコンとRFリモコンの違い
ここでは、「別に知らなくてもいいけど知っておくとちょっとうれしい情報」を紹介したいと思います。
リモコンの制御方式の話。興味あるかたは読んでみて。
リモコンには大きく分けて2種類あります。
・赤外線光(Infrared)を使ったIR型リモコン。
・電波(Radio Frequency)を使ったRF型リモコン。
上記2つには大きな違いがあって。
IR型は障害物に弱い。
RF型は障害物に強い。
といった特徴があります。
例えば、
エアコンやテレビのリモコンを壁の向こうから操作したり、あさっての方向に向けて操作しても動かないですよね?
これは光を使っているからです。
対して、
携帯電話は基地局のアンテナが外にあるのに家の中にいても使えますよね?
WiFiも、壁とか関係なく家中どこにいても使えますよね?
これらは電波を使っているから。
一般的に、テレビやDVDプレーヤー、エアコンなどのリモコンはIR型。
プレステや任天堂Switchなど、ゲーム機のコントローラーはRF型が多いです。
RF型のリモコンで多く採用されているのがブルートゥース(Bluetooth)という通信規格。
Bluetoothを使っているゲーム機などの場合は、今回紹介したリモコン中継器は不要です。
壁の裏に置こうが、テレビボードの中に閉じ込めてしまおうが、中継器が無くても普通に動きます。
今回紹介したリモコン中継器は、光を使ったIR型リモコン用のアイテムになります。
まとめ
今回は、「リモコン中継器のすすめ。壁掛けテレビのレコーダーはこうやって操作するべし!」と題しまして、見えない場所に置いたレコーダーを操作できるようにするリモコン中継器の便利さについて紹介してきました。
テレビ周りをすっきりさせてくれる壁掛けテレビの収納テクニック。
また、扉付きのオシャレなテレビボードに全てを収納し、雑多な機器や配線を見えなくしたい人も多いことでしょう。
そうしてレコーダーやDVDプレーヤーが「見えない場所」に置かれた時、光を使ったリモコンはその機能の一切が使えなくなります。
そんな困った状況を解決してくれる「リモコン中継器」。
テレビ裏でも、テレビボードの中でもリモコンの光を届けてくれる「リモコン中継器」。
我が家でも使っていますが、タイムラグや不良動作もなく快適に使用することが出来ています。
リモコン操作に不満を抱えている方は、ぜひ採用を検討してみて下さい!
最後まで読んで頂きありがとうございます!!
色んな方のリアルな体験談が読めておもしろいので、ぜひ覗いてみてください。