音や臭いが気になるトイレ、イヤですよね?
そして意外と盲点なのが、「夏暑くて冬寒いトイレ」。
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コレもイヤですよね?
よくあるのは玄関付近にトイレを配置する間取りですが、玄関って家の中では弱い部分。
玄関へのトイレ配置は失敗するリスクがあるので要注意ですよ!
また、間取りを考える時、トイレの位置ってついつい優先順位を下げてしまっていませんか?
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まずはLDKの配置が大事っしょ!
それから和室でしょ。
お風呂とかを考えて、トイレは最後に空いたスペースに入れればいいか!
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完全に昔のぼく。
この考えも危険ですよ!
という訳で今回は、トイレの間取りで後悔しないために気をつけておきたいポイントについて、間取りの自由度を上げるためのテクニックを交えながら「音」「臭い」「冷暖房」の観点から解説していきたいと思います。
・トイレの配置で悩んでいる
・オーソドックスに玄関横に配置しようとしている
・間取り検討で、トイレの優先順位を下げてしまっている
こんな方は参考になると思いますので、ぜひ最後まで読んでいって下さい。
それではいきましょう!
後悔しないトイレの間取り配置、その要件とは?
まず初めに結論いきましょう!
後悔しないトイレ配置を実現するためには、次の3つの要素を満たす必要があると僕は考えます。
①音が気にならない事
②臭いが気にならない事
③夏涼しく冬暖かいこと
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巷でよく言われるのは「①音」と「②臭い」ですよね。
この2つを満たそうとすると、普段過ごすLDKなどの生活空間から離れた位置にトイレを配置することが多くなると思います。
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具体的には、「廊下などを挟んだバックヤード」や「階段下」、そして「玄関横」などですね。
基本的に、「遠ざける」配置になってきます。
でも、ここに落とし穴があって。
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遠ざければ遠ざけるほど、冷暖房は行き届きにくくなるんですよねー。
つまり、夏暑く冬寒いトイレができあがります。
いくら最近の家は性能が上がっているとはいえ、真夏に無冷房、真冬に無暖房はちょっと無謀です。
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僕みたいにトイレでのんびり過ごすタイプの人は、真夏汗だくになること間違いなし!
また、遠いという事は日常の動線的にもストレス値が高くなりがち。
ちょっとトイレに行きたい時とか、お風呂の前や寝る前に玄関横のトイレまで行って帰ってくる。
毎日だとちょっとウンザリしますよね。
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じゃあどうするんよ?
音や臭いを何とかするには遠ざけるしかねーじゃん!
アレだよ!「空間のワンクッション」挟むんだよ!
多少遠くても音聞こえるより良いよ!
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分かります。
僕も最初同じように考えてました。
ここでもうひと超え!
発想を逆転させてみましょう!
トイレを「近づける」配置で臨むんです!
具体的な実現方法を見ていきましょう。
後悔しないトイレの間取り配置、具体的な実現方法は?
・音
・臭い
・夏涼しく冬暖かい
後悔しないトイレ実現のためには、この3つを満たす必要がありましたね。
そして実現するための具体的な方法は下記の4点。
(近づける)
・上記の中で生活空間から出来るだけ遠いところに配置
(近い中で最も遠いところ)
・ドアに防音ドアを採用する!
(音対策)
・出したらすぐ流す!臭いは運用で回避可能!
(臭い対策)
コレだけです。
上記を踏まえて、我が家の間取りを見ていきましょう。
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ウチのトイレは、キッチンの真横にあります。
LDKはエアコンでしっかり空調管理するので、同じ空間にあるトイレもついでに空調が効きます。
ふだん長時間過ごすのはリビングかダイニングなので、一番遠いキッチンの横に配置しました。
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これである程度存在感(臭いと音)を遠ざける事ができます。
更に、トイレのドアは気密性の高い「開き戸」とし、開き戸の中でも防音ドアを採用しました。
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ここまでやるとかなり音も気にならなくなりイイ感じです。
最後にダメ押し。
「用を足したらすぐ流す!」
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このルールを徹底することで臭いはほとんど気にならなくなります。
動線的にも良いことがたくさんあって。
・LDKから近いので子供を見守りやすい
・トイレトレーニングとかサポートもしやすい
・お風呂に近いのでお風呂前にも使いやすい
・階段横にあるので寝る前にも立ち寄りやすい
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ちょ、控えめに言って完璧ちゃう?
これトイレの最適解ちがうかな??
上記を踏まえて、もう一度間取りを見てみて下さい。
使い勝手の良さが想像できると思います。
それではさらに深掘りして、1つづつ詳しく解説していきたいと思います。
トイレの音対策はコレだ!
まずはトイレの音対策について詳しく見ていきます。
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「音」はトイレの配置を考えるとき最も悩むポイントですよね。
一番効果的なのは「単純に遠くに配置する」ことですが、それだと使い勝手が悪くなってしまいます。
なので、
・遠すぎず近すぎず、絶妙な距離感の中で一番近づける
・そして防音ドアなどで音対策をする
コレがポイントです。
改めて我が家の間取りを見てみましょう。
普段過ごすダイニングやリビングからはちょっと距離を置き、とはいえ離れすぎない位置に配置されています。
ドアを防音タイプにするとともに、内側の壁の中に断熱材も入れてもらって消音効果を高めています。
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ここまでやるとかなり存在感、消えます。
多少は音聞こえますが、問題ないレベルです。
とはいえ僕も、最初はキッチン横のトイレ配置はかなり抵抗がありました。
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キッチンの横に引き戸を入れて空間自体を区切ることも考えていたぐらい。
引き戸があればオーソドックスな「バックヤード配置」になりますよね。
空間のワンクッションも入りますし、トイレまでにドアを2枚挟みますので音も相当聞こえにくくなるハズ。
でも、結果的にオープンにしても問題なかったです。
防音ドアについてはコチラの記事で詳しく書いているので参考にしてみて下さい。
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トイレの臭い対策はコレだ!
続いては臭いの対策について見ていきましょう。
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臭い対策は色々ありますが、消臭剤や窓開け換気といった「対処療法的」なものは今回置いておきます。
大事なのは元を断つこと!
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そもそも臭いが発生しなければ臭いを気にする必要も無いですからね。
で、実際どう対策するのかというと。
「こまめなトイレ掃除」と「すぐ流す習慣」
コレにつきます。
臭いの発生源は汚れや排泄物です。
発生する前に対策。
発生した瞬間に排除。
こうした「運用」で回避するのが一番効果的です。
とくに、最近の家は換気性能が優れているので、窓開けてまで換気する必要性は基本ゼロです!
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トイレ本体の脱臭機能も優れていますしね!
それでも臭いが気になるという場合は、大抵こういうスタイルの人が多いはず。
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トイレ流すのは、最後に1回だ、ぜ!!
悪いことは言いません。
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用を足したらすぐ流しましょう!
現場からは以上です!!
トイレの冷暖房対策はコレだ!
最後にトイレの冷暖房について見ていきましょう。
音と臭いをクリア出来たらもう一押し!
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冷暖房にも気を遣って、さらに快適なトイレにしちゃいましょう!
ポイントは次の2点です。
・LDKのエアコンで空調可能な位置に配置
・ドアを開けっぱなしにできる位置に配置
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間取りを見ながら解説しましょう。
トイレの扉を全開に開けておくのはちょっと抵抗ある方もいると思うので、ほんのちょっとだけ開けておく点がポイントです!
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トイレのドア部分を少し奥に配置すれば、扉をちょっと開けててもまったく気になりませんよ!
まとめ
今回は「トイレの間取りで後悔しないために!」と題しまして、「音」と「臭い」、「冷暖房」という3つの概念から間取り検討のノウハウを解説してきました。
改めて要点を整理しておきましょう。
後悔しないトイレ配置を実現するためには、次の3つの要素を満たす必要があると僕は考えます。
①音が気にならない事
②臭いが気にならない事
③夏涼しく冬暖かいこと
そして上記3つの要素を実現するための具体的な方法は下記の4点。
(近づける)
・上記の中で生活空間から出来るだけ遠いところに配置
(近い中で最も遠いところ)
・ドアに防音ドアを採用する!
(音対策)
・出したらすぐ流す!臭いは運用で回避可能!
(臭い対策)
トイレに行く行為は、人の根源たる欲求の一つです。
また、個人的には「食欲」「睡眠欲」「性欲」にならぶ第四の欲求だとも思ってます。
こうした「強い欲求」であるからこそ、トイレの間取り配置をミスると、想像しているよりも大きなストレスを感じます。
そして、毎日感じるこのささいなストレスは、生活の質を大きくダウンさせます。
今回お伝えした内容を覚えて置いて頂ければ、トイレの間取り配置で後悔することは避けられるはずです!
あなたのマイホームに快適なトイレライフがあらんことを!
それではまた!
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最後まで読んで頂きありがとうございます!!
色んな方のリアルな体験談が読めておもしろいので、ぜひ覗いてみてください。