記念すべき【Web内覧会】第1回目の記事です!
今回紹介するのは寝室。
人は実に人生の1/3の時間を眠って過ごしています。
![トモクラ](https://good-house-build.com/wp-content/uploads/2021/05/tomokura1.png)
睡眠8時間、寿命90歳なら・・・
なんと約30年分は眠っているんですよね。。。
そんな多くの時間を過ごす寝室の完成度は、人生の満足度(質)に大きく影響を及ぼします。
もちろん良いベッドを買えばそのかなりの部分をクリアする事ができます。
でもやはりベッドを収める”部屋それ自体の完成度”も大切な要素ですよね!
今回は「飽きのこないシンプルなデザイン」を心がけた我が家の寝室を、隅々まで完全公開していきたいと思います。
コンセプトや間取りの考え方など、参考にしてもらえると幸いです。
それではいきましょう!
はじめに、寝室の間取りを紹介しましょう!
広さは6.8畳です。(クローゼットを入れて8畳)
一般的な寝室に比べると、少し狭めなんじゃないかと思います。
入り口から見た感じはこんな感じです。
レイアウト的には、寝室の中心にベッドを置いているのみ。
イスや机、ソファなどの家具は一切置いていません。
ベッドを置いてみた写真がコチラ!
ベッドはシモンズのセミダブルベッドを2台くっつけて置いています。
一応ベッド周りは歩けるように、最低限のスペースを確保しています。
その他のポイントとして、
・窓が3か所(1か所はテラスドア)
・ベッドの足元にクローゼット
・クローゼットの横にカウンタースペース
といった作りになっています。
それでは寝室の見どころ(ポイント)について詳しく見ていきましょう!
寝室のコンセプトは?
寝室の基本コンセプトはコレです。
「寝るだけ!」
![トモクラ](https://good-house-build.com/wp-content/uploads/2021/05/tomokura1.png)
我が家は共働きなので、寝室でのんびり過ごすことがほとんどないんですよねー。
寝る前に寝室で
・読書したり
・ワイン飲んだり
・映画見たり
とかっていう優雅なスタイルに憧れた時期もありましたが。。。
![トモクラ](https://good-house-build.com/wp-content/uploads/2019/02/tonhokuto-1.png)
冷静に考えたら全部リビングで出来ますね。
という事に気づいてから寝室は寝るだけと割り切りました。
寝室に置いている家具もセミダブルベッド2台のみ!
部屋の広さも建築費用を抑えるために出来るだけ小さく作ることを意識しました。
ゆとりを持った広い寝室もステキですが、一坪小さくすれば数十万円安くなるのが注文住宅です。
寝室に広さは不要!!という事で、機能性を損なわないレベルで出来るだけ小さくなるように検討しました。
寝室の窓の配置について紹介
寝室の窓は3か所です。
・南側にハイサイドライト(高窓)
・南側にテラスドア
・西側に引き違い窓
この高い位置につけたハイサイドライトはとても気に入っています!
というのも、程よく光も入るし、網戸にすれば通風もGoodなんです!
![トモクラ](https://good-house-build.com/wp-content/uploads/2021/05/tomokura1.png)
春や秋は開けたまま寝ると、とても気持ちのいい風が入りますよー
光の入り方もこんな感じで、顔のある位置を避けて天井・壁・足元を照らしてくれます。
この間接的に部屋を明るくしてくれる感じがとてもGood!
程よく朝日を感じて起きたい時とかありますもんね。
![トモクラ](https://good-house-build.com/wp-content/uploads/2021/05/tomokura1.png)
顔に朝日が直撃とか無理っス・・・
夏は日の出の時間が早いため、ロールスクリーンを下ろしておけば外部からの光も気になりません。
引き違い窓は、特に可もなく不可もなくって感じです。
ほぼカーテンは閉めっぱなしで、たまの通風用途ぐらいしか使っていません。
・西側にあって夕日(西日)の影響を受けるのと
・引き違い窓は他の窓に比べて気密性が落ちるので
もう少し小さめの窓や、他の種類の窓にしても良かったかもしれませんね。
あと、ベランダに出るためのテラスドアが付いています。
テラスドアはベランダが有るのでつけましたが、正直全く使いません。
気密性能が高いぶん掃き出し窓よりはマシですが、要るか要らないかで考えると・・・
ベランダも含めて要らなかったです(笑)
![](https://good-house-build.com/wp-content/uploads/2020/05/terrace-door-160x90.jpg)
![トモクラ](https://good-house-build.com/wp-content/uploads/2021/05/tomokura1.png)
「掃き出し窓」をやめる、というところまでは良かったんですが。。。
もう一歩踏み込んで「ベランダとテラスドア」もやめていれば完璧でしたね。
寝室の収納について紹介
我が家の寝室は出来るだけ小さくすることを目指して間取りを検討しました。
なので一般的によくある、寝室に併設されたWIC(ウォークインクローゼット)はありません。
代わりに、普通のクローゼットを少し広めに取っています。
面積に対する収納力、使い勝手の観点から寝室にWICってちょっともったいないですから要注意ですよ!
![](https://good-house-build.com/wp-content/uploads/2018/10/wtc_sum-160x90.jpg)
WICは広さのわりに収納力が無いのと、我が家は1Fにファミリークローゼットを配置しているので寝室は普通のクローゼットにしました。
【ワンポイント】
ちなみにこのクローゼットのドア(引き戸)。
よく見ると隣にある寝室入り口のドアよりも高くなっていますよね。
実はこのクローゼット、寝室を最小限の広さにするために奥行きを少し短くしています。
扉も通路に飛び出さないように、折れ戸をやめてスライド式の3連引き戸にしました。
奥行きが短いため、ドアの高さが通常のままだと上の棚に物を出し入れするときにとっても狭くてやりにくいんです。
コレを解消するために背の高いハイドアを採用しました。
あとは将来的にちょっとPC作業とかするかなーと思って空きスペースにカウンターを設けています。
・・・が、現状は子供の絵本置き場になってます(笑)
![トモクラ](https://good-house-build.com/wp-content/uploads/2021/05/tomokura1.png)
一応有線のLANケーブルも頑張って引いたんですが・・・
今のところただの物置スペースですね(笑)
寝室の照明について紹介
寝室の照明はとってもシンプルです!
シーリングライト1個!!
以上っ(笑)
色々調べてるとオシャレな寝室照明っていっぱいあるじゃないですかー。
ダウンライトとか間接照明とか。
最初は色々夢見てたんですが。
![トモクラ](https://good-house-build.com/wp-content/uploads/2021/05/tomokura1.png)
そもそも寝室で照明を付けて過ごす時間がほとんどないですね。。。
使うのはせいぜい寝る前の10~20分程度。
照明自体、ほとんど使わないんです。
![トモクラ](https://good-house-build.com/wp-content/uploads/2021/05/tomokura1.png)
使わないものにお金をかけるって、無駄ですね。
間接照明にしてオシャレにくつろぐのはLDKでいいかなー。
ということでダウンライトや間接照明は費用対効果が低いと判断してシーリングライトを採用しました。
寝室なので寝る前に目が冴えてしまわないように、電球色の物もしくは調光・調色機能の付いたものを選ぶといいでしょう!
寝室のインテリアを紹介
ここでは寝室を彩ってくれるインテリア~な小物たち、部屋全体の印象を決める壁紙やフローリングについて紹介していきたいと思います。
まずはコチラ。
![](https://good-house-build.com/wp-content/uploads/2019/06/good-bedroom-160x90.jpg)
ベッドの枕元に置いてちょっぴり癒しを提供してくれるナイスアイテムです!
ちょっとした緑があることでふとした瞬間にチョイと和みます。
水やりや手入れも不要なのでオススメです!
続いてはコチラ。
![](https://good-house-build.com/wp-content/uploads/2020/02/georg-jensen-impression-160x90.jpg)
少しクセのある時計ですが、まぁとにかくお洒落っスよねー。
目覚ましアラームの音量も控えめで、さわやかな朝を演出したい人には結構オススメです!
でも僕のような眠りの深いディープスリーパーにとっては音すら聞こえません(笑)
最後はクロスとフローリングについてです。
我が家は全体を通して白を基調とした塗り壁風のクロスが多いんですが、寝室は温かみを出すために少し色味がついた布風のクロスを採用しました。
ベッド枕元の南側一面の壁はアクセントクロスで少し濃い色を採用。
あと、なぜかカウンター収納の部分はストライプ柄を選んでしまいました(笑)
アクセントクロスは柄物や派手な色だと視覚ノイズになって寝室のリラックス度が下がると思ったので、同系色で色を変えてみたんですが・・・
![トモクラ](https://good-house-build.com/wp-content/uploads/2021/05/tomokura1.png)
ちょっと地味すぎました・・・
実際住んでみるとまったく違いが気にならないですね(笑)
床材はリクシルのラシッサDフロアアース。
コチラ、見て頂いても分かるように見た目がとってもオシャレ!
床材をDフロアにするだけで部屋の完成度が一気に高まりました!
色は寝室なので他の場所よりは少しダーク系の色(ライトメープル)を採用しました。
クロスのメーカー、品番は以下の通りです。
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壁、天井:XB-731(リリカラ)
南壁(アクセント):ZSB729(サンゲツ)
カウンター収納部(アクセント):RE-2843(サンゲツ)
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まとめ
今回はWeb内覧会【寝室】と題しまして、我が家の寝室を隅々までご紹介してきました。
寝るためだけに特化した、かといって圧迫感のないミニマライズされた寝室。
特にクローゼットの考え方や、ハイサイドライトによる採光・通風なんかは特徴的だったかと思います。
コンセプトや間取りの考え方など、共感頂ける部分がありましたら参考にしてもらえれば嬉しく思います。
![トモクラ](https://good-house-build.com/wp-content/uploads/2021/05/tomokura1.png)
最後まで読んで頂きありがとうございます!!
色んな方のリアルな体験談が読めておもしろいので、ぜひ覗いてみてください。
最後に。。。
僕たち自身、この間取りに行き着くまでに4社のハウスメーカーに合計21個の間取りプランを書いて頂きました。
また、間取りをもらったのは4社でしたが、そこに至るまでには19社ものハウスメーカーとコンタクトを取り、話を聞いたり見学会に参加したりと本当に大変でした。
![トモクラ](https://good-house-build.com/wp-content/uploads/2021/05/tomokura1.png)
最初は希望をうまく伝えることが出来ず、なかなか理想通りの間取りが出てこなくてモヤモヤした時期もありました。
自分で好きに間取りを書いてやろうと思った時期もありました。
でも所詮は家づくりの素人。
素人がいくら間取りを考えても、限界があります。
![トモクラ](https://good-house-build.com/wp-content/uploads/2021/05/tomokura1.png)
最初の頃はCADソフトを使って自分で間取りを書いたりしていましたが、時間だけがかかって思うように書けず。。。
とにかく消耗しました(笑)
理想的な間取りを手に入れるためには次の2つが重要です!
①希望をうまく伝えること
②数をこなすこと
出来るだけ多くのメーカーから、出来るだけ多くの間取りを頂くことで、自分の気付かなかった考え方、間取り検討の可能性が広がっていきます。
また、数をこなすことで「伝える力」も上がっていきます。
そうやってどんどんブラッシュアップされて理想的な間取りに近づいていくんです。
とはいえ、1社1社ハウスメーカーを訪問して対面でやり取りをするのはホントに大変。
とにかく膨大な時間と労力とコストもかかります。
時短!
情報収集!
勉強!
この3つの観点から、パソコンからオンライン申し込みで間取りまで書いてもらえるサービスを利用するのは大いにアリです!
もちろん無料です。
まずは軽い気持ちで、ちょっとでも多くのプロの持つ情報を入手してみましょう。
そこから学び・気づきが生まれ、失敗のない理想的なマイホーム計画がスタートするんじゃないかと思います。