ダウンライトで作る空間ってオシャレですよね!
一昔前までは部屋につける照明と言えばシーリングライトが主流でしたが、最近の住宅ではダウンライトがかなり幅を利かせるようになってきました。
洋室などの部屋はシーリングライトを採用しても、メイン空間であるLDKはダウンライト!という人も結構多いんじゃないでしょうか?
ダウンライトを使うことで見た目もスッキリおしゃれになります!
さらに最近では調光調色が可能なダウンライトも発売されており、
”場所ごとにおしゃれ最適な照明環境”
を作り出すことが出来るのも大きな魅力の一つですよね。
とはいえ、ダウンライトはシーリングライトと違って照らせる範囲が狭いので、かなり多くの数を設置しなければなりません。
設置数が多くなればなるほど照明のスイッチが倍々で増えていき。。。
・電気をつけるために一度に何個もスイッチを押さないといけなかったり
・「このスイッチどこの照明だったっけな~」と戸惑ったり
・シーンごとに明るさや色味調整のダイヤルを一個一個操作しないといけなかったり
といったデメリットも発生します。
生活するうえで電気をつけたり消したりするのは毎日のことなので、操作がめんどくさいと結局「ただ電気をつけるか消すか」に落ち着いてしまうことでしょう。
せっかくおしゃれな空間を演出できるダウンライトをつけたのに、その性能を生かしきれずに”おしゃれ空間でくつろぐ幸せ”を手放してしまうのはもったいないですよね?
という訳で今回はリビングライコンのお話。
リビングライコンを使えば”毎日のスイッチ操作祭り”から解放された、”ワンランク上の上質な照明空間”を簡単に満喫できるようになります!
実際に我が家でリビングライコンを使ってみての感想を交えながら、その使い勝手や導入費用などについて紹介していきたいと思います。
それではいきましょう!
リビングライコンを使うとあなたの毎日はこうなる
リビングライコンは一言でいうと「複数の照明を一括でコントロールするスイッチ」です。
こちらが実物の写真。
我が家の場合、ライコンがあることでLDKについている12個のダウンライトと、2個のペンダントライトの照明操作が以下のように簡単になりました。
・全体を一括でON/OFF出来る
・シーンごとにワンタッチで切り替え可能
特にこの「シーン切り替え」がこの製品の最大の特徴なんです!!
シーンボタンを押すだけで部屋の雰囲気がガラッと変わるのでホントにオススメ!
我が家ではシーン1~4に以下のシチュエーションを想定して設定しています。
【シーン1】日中や遊び、勉強の時間にどうぞ。とにかく明るく!昼白色で全力点灯!
【シーン2】お風呂上がりのリラックスに。電球色でリラックスして副交感神経を活性化!
【シーン3】リビングでワイン片手にリラックスした映画タイムを!
【シーン4】全体的にトーンを落としてダイニングを強調!おしゃれなディナー&バータイムを。
上記のようにシーンに沿ってワンタッチで雰囲気をガラリと変えることが出来るので、毎日の生活の質が格段にUPします!
ちなみにシーン3とシーン4はDIYで取り付けた間接照明と組み合わせることでさらにいい雰囲気を演出しています。
仮にリビングライコンが無かったとしたら、照明ごとの調光スイッチでダイヤルを何個も操作しないといけないのでとても面倒です。
しかもシーンごとの照明ON/OFFやダイヤル設定値も覚えておかないといけません。
えーっと・・・ダイヤル①はココに合わせて・・・
ダイヤル2はココでしょ。
スイッチ3はOFFにして。
ダイヤル4はココで・・・
なんて考えただけでもゾッとする作業ですよね。
絶対めんどくさくなってやらなくなること間違いなし!
でもライコンがあれば設定した値をずっと覚えていてくれるので、ボタンをワンプッシュするだけで全体の照明を一括で切り替えてくれるんです!
めちゃくちゃ便利なので調光・調色のダウンライトをつける方は絶対採用してほしいなぁと思います。
使い勝手、操作方法は?
リビングライコンの使い勝手ですが、「めちゃくちゃいい!」の一言に尽きます。
ラク!とにかくラクなんです!
以前住んでいた家はシーリングライト一個だったので、ぶっちゃけ今と使い勝手はそう変わらないですけどね(笑)
でもライコンがあるとシーン切り替えができます!!
シーンごとに照明を切り替えることでケタ違いにおしゃれ度がアップです!
・レストラン風の照明の中で夕食を食べたり。
・勉強や読書、遊びの時は昼白色で明るく。
・お風呂上りはほっと一息つけるように電球色など。
あらかじめ各照明の設定を登録するだけでワンタッチ切り替えできるのは超魅力的!
操作性がさほど変わらないのに、この付加価値はもはや最高としか言いようがないでしょう!
で、肝心の操作方法ですが。
普段操作するのは一括OFF/ONボタンかシーン切り替えボタンのみ。
大体電気をつけるときは真っ暗な状態から「シーンボタン1~4のどれか」を押して電気をつけて、寝る前や出かける前に「OFF/ON」ボタンで電気を消す、といった操作が多いです。
シーン毎の詳細設定については、ふたを開けるとこのように設定ボタンがついています。
複数の照明を5回路(5グループ分)接続することができ、回路ごとの点灯状態を4パターン登録することが可能です。
設定は上下の矢印ボタンで好みの明るさに調整し、そのまま放置すると現在の状態をライコンが勝手に記憶してくれます。
※調光調色対応のダウンライトのみ細かい設定が可能です。
ペンダントライトなど、調光調色不可のものはONかOFFしか設定できません。
設定は気分が変わらない限りいじることは無いので、最初に一回設定してしまえばライコンのふたを開けて中を操作することは基本ありません。
続いてライコンを取り付ける際のポイントを見ていきましょう。
取り付ける際のポイントは?
複数の照明を一括で操作できるとても便利でストレスフリーなリビングライコンですが、ここでは採用して取り付ける際に絶対に押さえておいてほしいポイントを紹介します。
ここでミスると毎日の生活が”ストレスフリー”どころか一気に”ストレスフル”になっちゃいますので要注意です!
リビングライコンを取り付ける際に気をつけておきべきポイントは以下の2点。
・生活動線を意識した操作スイッチの配置
・場合によっては複数の操作スイッチを配置すること
ちょっと簡単な間取り図を書いてみたので見て下さい。
リビングライコンの操作スイッチは赤丸の部分です。
図Aはストレスフリーですが、図Bはストレスフルな毎日になります。
Bの間取りは何がいけないかというと、スイッチの位置が悪いんです。
ちょっと普段の生活の動線を考えてみましょう。
玄関からリビングに入ってまず電気つけます。
これは問題ないんですが・・・
朝2Fの寝室から起きてきたとき、わざわざ真っ暗なリビングを横切って玄関付近まで電気をつけに行かないといけませんよね。
寝る前も同様にわざわざ遠くのスイッチを押しに行かないといけない。
歩けば数歩なんですが、毎日だとめっちゃめんどくせぇ・・・
このように生活するうえで毎日通る動線をしっかり考えてスイッチを配置することが重要です。
でも間取りBの場合、スイッチ1個だとどうやっても不便なままですよね。
そこで操作スイッチを2個置くという発想になるわけです。
使うのがコチラ。
リビングライコン子機!
この子機を以下のように設置すれば玄関から帰ってきたときも階段から降りてきたときもリビングに入った瞬間にスイッチを押すことが出来ます。
リビングライコンにはワイヤレスリモコンもありますが、以下の理由からあまりオススメはできません。
・デザインが超ダサい。
・リモコンが増えると家の中がガチャつく
リモコンってテレビとかプレーヤーとかエアコンとか、ただでさえいっぱいありますよね?
しかも全部大きさもデザインも違うっていう・・・
リモコンが散らばっているとそれだけでオシャレ度が下がりますし、電池交換とかもしないといけない。
・・・めんどくさいですよね。
なのでリモコンを買うのを回避できるように、照明プランの段階から操作スイッチの位置と数についてしっかり検討しておきましょう!
リモコンは原則買わない方がいいですが、もし買いたくなった時のために親機と子機の位置関係にも気を配っておくとGoodです!
というのも、リモコンの受光部は親機にしかついていません。
なので操作スイッチを2か所以上つける場合は、”リビングのより多くの場所からリモコン操作できる場所に親機を配置する”ようにしましょう!
ここまで読んでくれたあなたならもう、頭の中はリビングライコン一択になっていると思います。
というか、おしゃれダウンライトをつけておいてライコンを採用しないとかあり得ませんから(笑)
絶対あった方がいいと断言します!
最後に気になる導入費用について見ていきますね。
リビングライコンの導入費用は?
気になるリビングライコンのお値段ですが・・・
親機:66,000円
子機:16,000円
です。
まぁまぁの金額しますね・・・
でも安心して下さい!
上記金額はあくまで定価。
今どきハウスメーカー通して買うのに定価で買うなんて、そうそう無いですよね!
住宅メーカーにもよりますが、大体定価の70~80%ぐらいの金額で買えると思います。
そう考えると親機と子機を1台ずつ買っても6万円前後。
決して安いとは言えませんが、得られるメリットを考えれば高くもないと僕は思います。
ライコンを使わずにダイヤル式の調光スイッチをつける場合も、1回路当たり1万円弱スイッチ代でかかるので、5回路入って、一括で操作出来て、かつ2か所から操作出来て6万円なら安いものでしょう!
ダウンライトの数がそんなに多くない人は、3回路タイプの親機なら定価で66,000円→49,000円と2万円弱安くなるので、そちらを選ぶのも良いと思います。
かるく調べてみたところ、ネットショップでも普通に売っているみたいなので、安く買えてポイントもらえる施主支給にするのもアリじゃないでしょうか?
※ZEH住宅の場合は「出荷証明」とかが必要になるかもしれませんので、もしZEHの家で施主支給を検討される方はその辺りしっかり確認しておいて下さいね!
まとめ:リビングライコンは超オススメ!
今回は「リビングライコンのすすめ!」と題して、実際に使ってみての感想を交えながら、その使い勝手や導入費用などについて紹介してきました。
現代住宅ではスタンダード仕様になってきたダウンライト照明。
そのダウンライトを複数組み合わせて”場所ごとにおしゃれ最適な照明環境”を作ることで毎日の生活の質は格段にアップします。
複数のダウンライトを設置すると照明スイッチの操作が大変になりますが、リビングライコンを採用することで”毎日のスイッチ操作祭り”から解放された、”ワンランク上の上質な照明空間”を簡単に満喫できるようになります!
多少値は張る商品ですが、費用対効果はかなりいいと思うので、迷ったならとりあえず採用しておいて損はないでしょう!
なお、採用する際は以下の2点に気をつけてスイッチの配置を検討して下さい。
・生活動線を意識した操作スイッチの配置
・場合によっては複数の操作スイッチを配置すること
ハウスメーカー経由で買ってもそこそこ安くなるとは思いますが、やはり単価の高いものはネットショップで買うとかなり効果的に節約できるポイントでもあります。
施主支給できそうなら支給も視野に入れて検討してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございます!!
色んな方のリアルな体験談が読めておもしろいので、ぜひ覗いてみてください。