「ガス」か「電気」か?
マイホームを考える時、多くの人が一度は悩むであろうこの問題。
気になりますよねー。分かりますよー!悩ましい問題ですよねー。
今回は、
・プロパンガスの賃貸一戸建て
・オール電化の新築一戸建て
この2つの光熱費を我が家の実績ベースで徹底比較していきたいと思います!
この記事を読んで頂ければ、「プロパンガス賃貸一戸建て」と「オール電化新築一戸建て」でどっちの光熱費が安くなるのか?
その結果が分かるようになっています。
我が家の事例ではありますが、10年間にも及ぶ実際のデータを基にした情報です!
あなたがオール電化を採用するかどうかの、判断材料の一つになるんじゃないかなーと思います。
「ガス」と「電気」はどっちがお得か??
それではいきましょう!
オール電化の方が光熱費は安い!?
まず初めに結論からお伝えしましょう!
我が家の実績ベースで比較したところ、
「オール電化の方が光熱費がオトク!!」
という結果になりました。
過去全ての光熱費の推移はコチラ。
「プロパンガス賃貸一戸建て」時代の光熱費は
25,000円/月
対して
「オール電化新築一戸建て」時代の光熱費は
16,000円/月
という費用負担感でした。
・同じ家族構成
・同じような生活
の場合、その差は実に9,000円。
年間で「10万円」にもなります。
死ぬまで40年間あるとすると、生涯での差額は400万。
こいつぁ無視できない数字っスよ!!
ちなみに今回比較した光熱費の対象は「電気、ガス、水道、灯油」です。
それでは、両方の光熱費について、その詳細を見ていきましょう!
プロパンガス賃貸一戸建ての光熱費
まずは賃貸住宅の時の光熱費を見ていきましょう!
僕達が賃貸に住んでいたのは2011~2017年の7年間。
間取り、家の広さは下記の通り。
家の広さは大体25坪ぐらいでしょうか。
UA値などは不明ですが、アルミサッシ・シングルガラスで冬めっちゃ寒かったのを覚えています。
さて、賃貸時代の光熱費を紹介するにあたって、まず一つ説明しておきたい前提条件があります。
我が家、子供が生まれる前と後で生活スタイルが大きく変わりました。
【前半】夫婦2人で光熱費超節約生活
【後半】夫婦+子供1人で節約なしの生活
・妻と二人
・光熱費を超節約した生活
・お風呂の湯張りはしたりしなかったり
・湯張りしてもお湯は少なめ
・冬のメイン暖房は石油ファンヒーター
・電気契約は従量型
・光熱費の平均は15,000円/月程度
・妻と子供と3人
・光熱費節約なしの快適性重視な生活
・お風呂の湯張りは基本毎日
・湯張りのお湯は多め
・冬のメイン暖房はエアコン
・電気契約は従量型
・光熱費の平均は25,000円/月程度
先に紹介した光熱費グラフから、賃貸時代を切り取ってみましょう。
2015年2月ごろを境に、光熱費の水準が爆上がりしているのが分かりますね。
これ、子供が生まれて節約生活を解除したのがきっかけです。
大人は我慢できるけど、子供には快適な温度で過ごしてほしいですからね。
こういう意識変化があってか、快適な空間にするために光熱費はお金を気にせず使いたいだけ使っていました。
結果、真冬は月の光熱費が4万円近くになる日も・・・
光熱費で4万はさすがにキツかったっス・・・
電気・ガス、水道、灯油を項目別にまとめると。
(分かりやすいように数字は多少丸めてます。)
電気:4,700円/月
ガス:5,600円/月
水道:3,700円/月
灯油:600円/月
電気:10,600円/月
ガス:7,300円/月
水道:7,000円/月
灯油:150円/月
現在のオール電化新築での生活スタイルと同じなのは言うまでもなく後半部分。
前半の節約生活は確かに光熱費安いですが、子供いない&若い二人だったからこそ実現できたチャレンジ期間でしたねw
オール電化新築一戸建ての光熱費
続いては現在の住まい。
オール電化の新築一戸建てのほうを見ていきましょう!
間取り、家の広さは下記の通り。
家の広さは43坪ほど、UA値は0.55です。
・光熱費節約なしの快適性重視な生活
・お風呂の湯張りは基本毎日
・湯張りのお湯は多め
・冬のメイン暖房はエアコン
・電気契約はオール電化プラン(深夜電力が安いプラン)
・光熱費の平均は16,000円/月程度
先に紹介した光熱費グラフから、今のマイホーム時代を切り取ってみましょう。
同じような生活をしているのに、賃貸よりだいぶ安くなっていますね。
(ピーク値も平均値も大きく下がっています。)
電気・ガス、水道、灯油を項目別にまとめると。
(分かりやすいように数字は多少丸めてます。)
電気:10,700円/月
ガス:0円/月
水道:4,800円/月
灯油:200円/月
家族構成や生活スタイルが同じ
「賃貸時代の後半戦」 と 「新居」を比較すると。
ガス代:7,300円→0円
水道代:7,000円→4,800円
灯油代:150円→200円
電気代はほぼ同じ、ガス代全部と、水道代がちょっと高いという結果になりました。
ちなみに水道は賃貸の時が下水、新居は浄化槽です。
水道についても改めて、浄化槽の維持管理まで含めた比較記事書いてみたいと思います。
現在のマイホームの光熱費、詳しくは以下記事も参考にしてください。
まとめ
今回は「ガスか電気か?」と題しまして、「プロパンガス賃貸一戸建て」と「オール電化新築一戸建て」の光熱費はどっちが安いかを比較してきました。
結果はオール電化新築一戸建ての圧勝!
ガスより電気が安いという結果になりました。
あくまで我が家の実績に基づく一例ですが、一つのケーススタディとして参考になったんじゃないかと思います。
改めて要点を整理しておきましょう!
「プロパンガス賃貸一戸建て」時代の光熱費は
25,000円/月
対して
「オール電化新築一戸建て」時代の光熱費は
16,000円/月
その差は実に9,000円。
年間で「10万円」にもなります。
ソーラーが無かったとしたら+3,500円ぐらい電気代が高くなっているハズなので。
差額は9,000円→5,500円ぐらいになる感覚ですね。
家を建てる際、ガスか電気かで悩まれる方は多いと思います。
あくまで僕個人の意見としてはオール電化をオススメ!
やはりプロパンガスは高い。
お風呂と料理しか使っていないのに、ガス代だけで月1万円を越えることもありましたからね・・・
最近は国がEV(電気自動車)の普及を推し進めていたり、蓄電設備も安くなってきています。
「災害時の復旧が早い」というプロパンのメリットも薄れ。
オール電化ならランニングコストも安くて災害時も困らない。
そんな未来がもうすぐそこまで来ているんじゃないかと思います。
もし今現在光熱費の高さに悩まれている方は、ぜひこちらの記事も読んでみて下さい!
最後まで読んで頂きありがとうございます!!
色んな方のリアルな体験談が読めておもしろいので、ぜひ覗いてみてください。