【Web内覧会】第8回目の記事です!
今回紹介するのはランドリールーム(洗面脱衣所)。
共働きなので洗濯物を外に干せない
花粉やほこり付くし、絶対に部屋干しっしょ!
こういうタイプの人は、新築にあわせて「ランドリールーム」を作ろうと考えると思います。
僕たちもこのタイプ。
賃貸住まいの時はリビングに干していて見た目が最悪だったので、
洗濯物を干すスペース確保は優先度の高いミッションでした。
「室内にランドリールーム(洗濯のためだけの個室)を構えるか」
それとも
「サンルームをつけて、おひさまの熱を活用しながら部屋干しするか」
結構マジで悩みましたよー。
とはいえ、専用の部屋を構えるとどうしても家が大きくなってしまいます。
1坪(2畳)大きくなるだけで数十万円~100万円ぐらい高くなるのがマイホームです。
出来るだけ最低限の広さで、かつ洗濯をするのにストレスのない間取りを実現しないといけません。
あまり広い洗濯室を作るのはビミョー。
サンルームも、まぁまぁいい値段しますよね。
しかも空調効かないので夏暑く冬寒い・・・
悩んだすえ、僕たちが行き着いた答えが、
『洗面脱衣所とランドリールームを一緒にすること!』
ランドリールームを1部屋構えるのではなく、脱衣所と洗面所を一緒にすることで限られたスペースを有効に使えるようになります。
という訳で今回は「飽きのこないシンプルなデザイン」を心がけた我が家のランドリールームを、隅々まで完全公開していきたいと思います。
この記事を読んで頂ければ、洗面脱衣所を兼ねた我が家のランドリールームを内覧することが出来るとともに、『洗濯』というメンドクサイ家事を最も効率よく楽チンにするための間取りについて学ぶことが出来るようになっています。
部屋干しに特化したこの機能美をご覧あれ!
それではいきましょう!
ランドリールームの間取りレイアウトはこれだ!
はじめに、ランドリールームの間取りを紹介しましょう。
広さは4畳です。
洗面脱衣所も含めての広さなので、程よい広さに収まったんじゃないかと思います。
部屋の中の写真はこんな感じです。
パッと見ふっつーの部屋ですけど、各所にアイデアが満載の空間になってます。
後ほど詳しく解説しますね。
この空間は大きく2つのエリアに分かれていて。
①洗面脱衣スペース
②ランドリースペース
それぞれを独立した「部屋」として構えるのではなく、同じ部屋に両方の機能を盛り込んだシームレスな空間としました。
キッチン側から入ると洗面脱衣スペースがあります。
その奥がランドリースペースになります。
正面から右に向かってタオル収納→洗面台→洗濯機→カウンターの順に配置しています。
間取りレイアウトの特徴は以下の通りです。
・洗濯と洗面脱衣の機能を1部屋に盛り込んだ
・隣にファミリークローゼットを配置し、洗濯収納の手間を最小化
・LDKとの回遊を意識したウォークスルー構造
それではランドリールームの見どころ(ポイント)について詳しく見ていきましょう!
ランドリールームのコンセプトは?
ランドリールームの基本コンセプトはコレです!
「部屋干し特化型の間取り!」
我が家のランドリールームの最大の特徴はなんといっても部屋干しです。
・部屋干しのための間取り
・部屋干しのための住宅設備
・部屋干しのための工夫
とにかく部屋干しに特化したアイデアが満載の空間になっています。
部屋干し特化型の間取りを実現するためには、以下の要素を満たす必要があります。
①脱衣所とランドリールームを同じ部屋に配置
②隣にファミリークローゼットを配置
③部屋干しのための設備を導入
もう一度間取り配置図を見てみましょう。
こうすることで以下の3つを実現し、洗濯のストレスを限りなくゼロに近づけることができるようになります!
・脱いでゼロ距離で洗濯
・洗濯してゼロ距離で部屋干し
・乾いたらゼロ距離で収納
設備については、以下の2つはマストアイテムです。
・邪魔にならない物干し「ホシ姫サマ」
・洗濯物を乾かす!部屋干しファン「せんたく日和」
ちなみに、ホシ姫サマは一番下げるとこんなに下まで降りてきます。
将来とか、最悪車いす生活になっても問題なく使えてGoodですね!
「ホシ姫サマ」と「せんたく日和」について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にして下さい。
部屋干し特化型の間取りの詳細や、ちょっとしたテクニックについては下記の記事も参考にしてもらえればと思います。
ランドリールームの窓の配置について紹介
ランドリールームの窓は2か所です。
・ハイサイドライト(高窓)×1
・南側に縦すべり窓×1
ハイサイドライトは昼間に電気をつけなくても部屋が明るくなるよう、採光を意識して大きめの物を配置しました。
縦すべり窓は採光性と、「換気もできればいいな」ぐらいのノリで開けれる窓を付けたんですが・・・
正直開けませんね・・・
3年間で2、3回しか開けたことねえっス。
ちなみに場所柄、どちらもすりガラスとしました。
ランドリールームの収納について紹介
続いては収納関係について見ていきます!
ランドリールームの収納は実に多彩かつフレキシブルな仕上げになっています。
まずは洗面脱衣スペースから見ていきましょう!
洗面脱衣スペースの収納
洗濯脱衣スペースはお風呂の真横にオープンな可動棚を配置。
タオル類や洗濯かごを置いています。
お風呂に入るときに飲み物やメガネを置いておくのも便利っスよ!
タオルに関するちょっとしたテクニックもあります。
以下記事を参考にしてみて下さい!
タオルを置く可動棚の横には洗面を配置。
・TOTOのオクターブ
・幅はW900mm
・引き出しは2分割タイプ
まぁ、いたって普通のチョイスですね。
オシャレな洗面台に憧れた時期もありましたが・・・
見た目よりも機能性を重視しました!
子供が小さい時って上靴や汚れた服など、汚いものをジャバジャバ洗うシーンも多いですから。
ちょっとしたコツとして、天板部分に物を置かないようにしています。
写真にある「コップ」や「ハンドソープ」、「掃除用スポンジ」とかですね。
全部吸盤で引っ付けるようにすることで、汚れにくいし掃除も楽ちんです!
続いてはランドリースペースを見ていきましょう!
ランドリースペースの収納
ランドリースペースの収納は、作業カウンターの反対側にオープン収納を作りました。
W1200mmのスペースを稼働棚とハンガーパイプ部分に分けて、こんな感じにしています。
可動棚部分は毎日使うハンガーなどの洗濯用品を置くとともに、以下のような「たまにしか使わないけど必要な道具」をまとめて置いています。
・ミシン
・アイロン
・裁縫道具
・ヘアーアイロン等の美容機器
ハンガーパイプ部分は、主にエプロンを吊っています。
ランドリールームの照明について紹介
ランドリールームの照明はダウンライト×2灯です。
色は昼白色(色温度:5000K)。
天井に「ホシ姫サマ」がいるので、少し偏った位置についています。
明るさにムラが出るかも・・・と思ってましたが、全然OK。
こんな感じで部屋全体が十分明るいです。
ランドリールームの壁紙・フローリングを紹介
ここでは部屋全体の印象を決める壁紙、フローリングについて紹介していきたいと思います。
壁紙は隣のLDKと一体感を出すために統一しています。
シンプルなデザインのほうが飽きない!が我が家のコンセプトですからね(笑)
床材は水回りなので耐水フロア。
特別こだわりはなく、ハウスメーカー標準の中からチョイスしました。
クロス、フローリングのメーカー、品番は以下の通りです。
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壁、天井 :XB-731(リリカラ)
フローリング:コンビットリアージュ セルべジャンテ色(ウッドワン)
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まとめ
今回はWeb内覧会【ランドリールーム】と題しまして、我が家のランドリールームを隅々までご紹介してきました。
最後に、再度ポイントを整理しておきましょう!
以下の3つのポイントを満たしたランドリールームは、毎日の洗濯のストレスを極限まで無くしてくれます。
・脱いでゼロ距離で洗濯できる
・洗濯してゼロ距離で部屋干しできる
・乾いたらゼロ距離で収納できる
そして、上記3つのポイントを満たすための、具体的な間取りレイアウトのアイデアは以下の通りです。
・洗濯と洗面脱衣の機能を1部屋に盛り込む
・隣にファミリークローゼットを配置し、洗濯収納の手間を最小化
・LDKとの回遊を意識したウォークスルー構造
洗面脱衣やランドリールームはいわば家のバックスペース。
メインで過ごすわけではない「裏方空間」です。
床材や壁紙、意匠性はそこまで気にせず、とにかく住宅設備や配置に工夫して機能性を追求した空間に仕上げるほうが満足度が高いのではないでしょうか。
この部屋で滞在する時間なんて1日のうちほんのチョットですからね。
見た目にお金かけるよりは作業性や使いやすさ重視っス!
数々の住設や間取りアイデアを取り入れ、見た目よりも機能性を重視した「部屋干し特化型の空間」に仕上げた我が家のランドリールーム。
いかがだったでしょうか?
コンセプトや間取りの考え方など、共感頂ける部分がありましたら参考にしてみて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございます!!
色んな方のリアルな体験談が読めておもしろいので、ぜひ覗いてみてください。
ちょっとちょっと
Web内覧会をご覧になっているそこのアナタ。
そう、アナタですよ!
Web内覧会を見ているということは・・・
・間取り検討で悩んでいる!
・他人の家の中がめっちゃ気になる!
のどちらかですよね?
もしあなたが間取りで悩んでいるとしたら、後悔を残さないためにもこの記事を読んでみて下さい。
間取り検討から契約までのとても大切な考え方をまとめました。
頭の片隅に置いておいてもらえれば、家づくりで失敗する可能性が確実に減るハズです!!